ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • マルコ 15
  • 新世界訳聖書 (スタディー版)

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

マルコの概略

    • H. イエスの地上での最後のニサン14日(14:17–15:41)

      • 「人の子を裏切るその人には災いがあります!」 (14:17-21)

      • イエスは主の晩餐を制定する(14:22-26)

      • ペテロの否認が予告される(14:27-31)

      • イエスはゲッセマネで祈る(14:32-42)

      • イエスは捕らえられ,弟子たちは逃げる(14:43-52)

      • サンヘドリンでの裁判(14:53-65)

      • ペテロはイエスとの関係を3度否定し,泣く(14:66-72)

      • イエスはピラトの前に立つ(15:1-15)

      • 兵士たちがイエスをあざける(15:16-20)

      • イエスはゴルゴタで杭にくぎ付けにされる(15:21-32)

      • イエスの死(15:33-41)

    • I. イエスは葬られ,復活する(15:42–16:8)

      • アリマタヤのヨセフがイエスを葬る(15:42-47)

      • 女性たちが空の墓を見る(16:1-8)

マルコ 15:1

  • サンヘドリン: マタ 26:59の注釈を参照。

    ピラト: 西暦26年に皇帝ティベリウスが任命したユダヤのローマ総督(長官)。その支配は10年ほど続いた。ピラトについては聖書以外の筆者も記述している。その1人,ローマの歴史家タキトゥスは,ティベリウスの治世中にピラトがキリストの処刑を命じたと記している。ラテン語で「ポンテオ・ピラト,ユダヤの長官」と刻んだ碑文が,イスラエルのカエサレアにある古代ローマの劇場の遺跡で発見されている。ポンテオ・ピラトの支配した領土について,付録B10参照。

メディア

  • サンヘドリン

欄外参照

  • +ルカ 22:66
  • +詩 2:2; マタ 27:1, 2; ルカ 23:1; ヨハ 18:28; 使徒 3:13; 4:26

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」290ページ

    「良い地」30-31ページ

    「ものみの塔」

    1990/12/1,8ページ

  • 出版物索引

    洞-1 441; イ道 290; 地 30-31; 偉 121章; 塔90 12/1 8;

    塔78 7/15 7

マルコ 15:2

  • あなたはユダヤ人の王なのか: マタ 27:11の注釈を参照。

    その通りです: マタ 27:11の注釈を参照。

欄外参照

  • +ヨハ 18:33, 37
  • +マタ 27:11-14; ルカ 23:3

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」291ページ

    「ものみの塔」

    2011/6/1,18ページ

  • 出版物索引

    洞-1 553; イ道 291; 塔11 6/1 18; 偉 121章

マルコ 15:3

欄外参照

  • +ルカ 23:2, 10; ヨハ 18:29

索引

  • リサーチガイド

    「イエス」292ページ

    「ものみの塔」

    1990/12/15,8ページ

  • 出版物索引

    イ道 292; 偉 122章; 塔90 12/15 8

マルコ 15:4

欄外参照

  • +マタ 26:62
  • +ヨハ 19:9, 10

マルコ 15:5

欄外参照

  • +イザ 53:7

索引

  • リサーチガイド

    「イエス」292ページ

    「ものみの塔」

    1990/12/15,8ページ

  • 出版物索引

    イ道 292; 偉 122章; 塔90 12/15 8

マルコ 15:6

  • 囚人1人を釈放していた: このことは4人の福音書筆者全員が述べている。(マタ 27:15-23。ルカ 23:16-25。ヨハ 18:39,40)ヘブライ語聖書にこの習慣の根拠や前例はない。しかし,ユダヤ人はイエスの時代までにこの慣例を作り上げていたようだ。ローマ人は群衆を喜ばせるために囚人を釈放した証拠があり,おかしな慣習とは思わなかっただろう。

欄外参照

  • +マタ 27:15-18; ヨハ 18:39

マルコ 15:7

索引

  • リサーチガイド

    「ものみの塔」

    2011/4/1,10ページ

  • 出版物索引

    塔11 4/1 10

マルコ 15:9

欄外参照

  • +ルカ 23:16

マルコ 15:10

欄外参照

  • +マタ 21:38

マルコ 15:11

欄外参照

  • +マタ 27:20-23; ルカ 23:18, 19; ヨハ 18:40; 使徒 3:14

マルコ 15:12

欄外参照

  • +ルカ 23:20-25

マルコ 15:13

  • もう一度: ルカ 23:18-23にある通り,群衆は少なくとも3回叫んで,イエスを処刑するようピラトに要求した。マルコのここでの記述は,ピラトがイエスに関して群衆に3回質問したことを示している。(マル 15:9,12,14)

脚注

  • *

    または,「杭に掛けて処刑しろ」。

欄外参照

  • +ヨハ 19:6

マルコ 15:14

脚注

  • *

    または,「杭に掛けて処刑しろ」。

欄外参照

  • +ヨハ 19:15; 使徒 3:13; 13:28

マルコ 15:15

  • むちで打たせて: マタ 27:26の注釈を参照。

欄外参照

  • +ヨハ 19:1
  • +マタ 27:24, 26

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」294ページ

    「ものみの塔」

    1991/1/1,9ページ

  • 出版物索引

    洞-1 283; イ道 294; 塔91 1/1 9; 偉 123章

マルコ 15:16

  • 総督の邸宅: マタ 27:27の注釈を参照。

欄外参照

  • +マタ 27:27-31

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-2 78-79;

    塔62 88

マルコ 15:17

  • 紫の衣をまとわせ: これは,イエスをあざけり,王としての立場を笑いものにするために行われた。マタイの記述(27:28)は,兵士たちがイエスに「緋色の衣」をまとわせたと述べている。それは王や行政官や士官が身に着けるようなものだった。マルコとヨハネ(19:2)の記述は,紫の衣と言っているが,古代において,「紫」は赤と青が合わさったどんな色も指した。また見る角度,光の具合,背景によって,どんな色に見えるかに違いが出ただろう。色の描写に相違があることから,福音書筆者が他の筆者の記述を単に書き写したのでないことが分かる。

    冠: イエスは王としての立場をあざけられ,紫の衣(この節の前半)と共に,いばらの冠,そしてマタ 27:29にあるように「アシ」の王笏を与えられた。

欄外参照

  • +ルカ 23:11; ヨハ 19:2, 3

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「洞察」

    「目ざめよ!」

    2007/11,7ページ

    「ものみの塔」

    1992/7/15,6ページ

  • 出版物索引

    洞-1 255-256,265,673; 目 07/11 7; 塔92 7/15 6;

    目65 6/8 28

マルコ 15:18

  • ごあいさつ申し上げます: マタ 27:29の注釈を参照。

マルコ 15:19

  • 唾を掛けたり: イエスに対するこの侮辱行為は,マル 10:34のイエス自身の言葉およびイザ 50:6のメシアに関する預言の実現となった。マル 10:34の注釈を参照。

    ひれ伏した: または,「敬意を表すしぐさをした」,「敬うしぐさをした」。ここでギリシャ語動詞プロスキュネオーは,イエスをからかい,ひれ伏して「ユダヤ人の王」と呼んだ兵士たちに関して使われている。(マル 15:18)マタ 2:2の注釈を参照。

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「ものみの塔」

    2011/8/15,14ページ

  • 出版物索引

    洞-1 823; 塔11 8/15 14

マルコ 15:20

  • 杭にくぎ付けにする: または,「杭(棒)に留める」。マタ 20:19の注釈と,用語集の「杭」,「苦しみの杭」を参照。

欄外参照

  • +ヨハ 19:16

索引

  • 出版物索引

    塔63 563

マルコ 15:21

  • 苦しみの杭: マタ 27:32の注釈を参照。

    強制的に: ローマの当局者たちが市民に要求できた強制奉仕に言及している。例えば,人や動物を奉仕に徴用したり,公務の遂行に必要とされる物を何でも徴発したりできた。マタ 5:41の注釈を参照。

    アレクサンデルとルフォスの父親: マルコだけが,キレネのシモンについてこの点を述べている。

    キレネ: マタ 27:32の注釈を参照。

脚注

  • *

    または,「持たせた」。

欄外参照

  • +マタ 27:32; ルカ 23:26

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」296-297ページ

    「ものみの塔」

    1992/7/15,6ページ

  • 出版物索引

    洞-1 768-769,783; イ道 296-297; 塔92 7/15 6; 偉 124章;

    塔78 5/1 11; 目65 6/8 28; 塔62 89

マルコ 15:22

  • ゴルゴタ: マタ 27:33の注釈を参照。

    どくろの場所: クラニウー トポスというギリシャ語の表現は,ゴルゴタというヘブライ語の訳。(ヨハ 19:17の注釈を参照。)この場所についてカルバリという語が使われることがあるが,それは「どくろ」に当たるラテン語カルウァーリアから来ている。その語はウルガタ訳で使われている。

欄外参照

  • +マタ 27:33-37; ルカ 23:33; ヨハ 19:17; ヘブ 13:12

索引

  • リサーチガイド

    「良い地」30-31ページ

  • 出版物索引

    地 30-31

マルコ 15:23

  • 没薬を混ぜたぶどう酒: 並行記述のマタ 27:34は,「胆汁を混ぜた」ぶどう酒と述べている。その飲み物には没薬と苦い胆汁の両方が入っていたと思われる。この混ぜ物は痛みを和らげるために差し出されたようだ。この節の受けようとしなかったに関する注釈とマタ 27:34の注釈を参照。

    受けようとしなかった: イエスはこの信仰の試練の間,精神機能全てをしっかり保っていたいと思ったのだろう。

欄外参照

  • +詩 69:21

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」298ページ

    「ものみの塔」

    1991/2/1,8ページ

    1989/7/15,25ページ

    1987/5/15,30ページ

  • 出版物索引

    洞-1 1246-1247; 洞-2 319,684; イ道 298; 塔91 2/1 8; 偉 125章; 塔89 7/15 25; 質 269; 塔87 5/15 30;

    目84 10/8 26; 目79 4/8 29; 塔78 7/1 31; 塔73 403,530-531; 塔71 503; 塔69 698

マルコ 15:24

  • イエスの外衣……分配した: マタ 27:35の注釈を参照。

    くじで決め: 用語集参照。

メディア

  • かかとの骨のくぎ

欄外参照

  • +詩 22:18; ヨハ 19:23, 24

マルコ 15:25

  • 午前9時: この記述とヨハ 19:14-16は食い違っているのではないかと指摘する人もいる。ヨハネは,ピラトがイエスを処刑するために引き渡したのが「昼の12時ごろだった」と記している。聖書にこの相違点のはっきりした説明があるわけではないが,次のような点を考慮できる。福音書の記述で,イエスの地上における最後の日の出来事について,時間的要素はおおむね調和している。4福音書は全て,夜が明けてから祭司たちと長老たちが集まり,イエスをローマ総督ポンテオ・ピラトのもとに連れていかせたことを示している。(マタ 27:1,2。マル 15:1。ルカ 22:66-23:1。ヨハ 18:28)マタイ,マルコ,ルカはいずれも,イエスが杭に掛けられた後,闇が全土に垂れ込めて「昼の12時から……午後3時にまで及んだ」ことを伝えている。(マタ 27:45,46。マル 15:33,34。ルカ 23:44)イエスが処刑された時刻に関係すると思われる1つの要素は,むち打ちが処刑の過程の一部とも見なされたことである。ひどくむち打たれた人が死亡することもあった。イエスのむち打ちも厳しいものだった。そのため,最初は自分で苦しみの杭を運んでいたが,途中から別の男性が運ばなければならなかった。(ルカ 23:26。ヨハ 19:17)むち打ちを処刑の流れの始まりと見れば,イエスが実際に苦しみの杭にくぎ付けにされるまでに幾らかの時間が経過していたはずである。マタ 27:26とマル 15:15は,むち打ちと杭での処刑をまとめて記録している。従って,処刑の時刻に関する記述に違いがあるのは,どの時点を処刑の始まりとしているかが人によって異なるからかもしれない。このように記述を照らし合わせると,イエスが杭にくぎ付けにされてそんなに早く死亡したのかとピラトが驚いたのも理解できる。(マル 15:44)加えて,聖書筆者たちはしばしば,日中と夜間をそれぞれ3時間ごとに4つに分ける習慣に沿って書いている。こうした日中の分け方があったため,午前6時ごろの日の出から数えた,午前9時,昼の12時,午後3時などの表現が多い。(マタ 20:1-5。ヨハ 4:6。使徒 2:15; 3:1; 10:3,9,30)さらに,当時の多くの人は正確な時計を持っていなかったので,ヨハ 19:14にあるように,時刻はしばしば,何時「ごろ」と言い表された。(マタ 27:46。ルカ 23:44。ヨハ 4:6。使徒 10:3,9)要約すると,ヨハネは杭にくぎ付けにされることだけに言及しているのに対し,マルコはむち打ちと杭にくぎ付けにされることの両方を含めているのかもしれない。さらに,両者とも大まかに,日中の4分割のうち一番近い時刻を選んで記述したと思われる。ヨハネの場合は何時「ごろ」という表現を使っている。こうした点は,異なる時刻が記されていることの説明となるかもしれない。数十年後に書いたヨハネが,マルコの記述にある時刻と一見異なる時刻を記したということは,ヨハネがマルコの記述をそのまま書き写したのではないことを示している。

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「ものみの塔」

    2011/11/15,21ページ

    2011/8/15,14ページ

  • 出版物索引

    洞-1 1050; 塔11 8/15 14; 塔11 11/15 21;

    塔70 30; 塔69 63

マルコ 15:26

欄外参照

  • +マタ 27:29, 37; ルカ 23:38; ヨハ 19:19

マルコ 15:27

  • 強盗: マタ 27:38の注釈を参照。

欄外参照

  • +マタ 27:38

索引

  • リサーチガイド

    「ものみの塔」

    2012/2/1,14ページ

  • 出版物索引

    塔12 2/1 14

マルコ 15:28

  • 後代の幾つかの写本では以下の文が加わっている。「『彼は不法な者たちと共に数えられた』と述べる聖句が実現した」。これはイザ 53:12の一部を引用したもの。とはいえ,この文は最初期の最も信頼できる幾つかの写本には出ていない。マルコの原文の一部ではないと思われる。同様の言葉が,ルカ 22:37の聖書本文に含まれている。写字生がルカの記述にある表現をマルコの記述に挿入したという見方がある。付録A3参照。

マルコ 15:29

  • 頭を振って: マタ 27:39の注釈を参照。

欄外参照

  • +詩 22:7; 109:25; イザ 53:3
  • +マタ 27:39-43; マル 14:58; ヨハ 2:19

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-1 62-63;

    塔80 11/15 16; 目60 7/22 16

マルコ 15:30

  • 苦しみの杭: マタ 27:32の注釈を参照。

索引

  • 出版物索引

    塔80 11/15 16

マルコ 15:31

欄外参照

  • +ルカ 23:35

マルコ 15:32

  • 苦しみの杭: マタ 27:32の注釈を参照。

欄外参照

  • +マタ 16:4
  • +マタ 27:44; ペ一 2:23

索引

  • リサーチガイド

    「ものみの塔」

    1989/8/15,10-11ページ

  • 出版物索引

    塔89 8/15 10-11

マルコ 15:33

  • 昼の12時: 直訳,「第6時」。マタ 20:3の注釈を参照。

    闇: ルカの並行記述は「日の光がなくなった」という点も述べている。(ルカ 23:44,45)この闇は奇跡的なもので,神が生じさせた。日食によって生じたはずはない。日食が起きるのは新月の時だが,これは過ぎ越しの時期で満月だった。この闇は3時間続き,日食よりはるかに長い。どんなに長い皆既日食でも8分は続かない。

    午後3時: 直訳,「第9時」。マタ 20:3の注釈を参照。

脚注

  • *

    または,「地上全体」。

欄外参照

  • +マタ 27:45; ルカ 23:44

索引

  • リサーチガイド

    「イエス」300ページ

    「目ざめよ!」

    2008/3,29ページ

    「ものみの塔」

    1991/2/15,8ページ

  • 出版物索引

    イ道 300; 目 08/3 29; 塔91 2/15 8; 偉 126章;

    塔66 254

マルコ 15:34

  • エリ,エリ,ラマ サバクタニ: マタ 27:46の注釈を参照。

    私の神,私の神: マタ 27:46の注釈を参照。

欄外参照

  • +詩 22:1; マタ 27:46-49

索引

  • リサーチガイド

    「ものみの塔」(研究用)

    2021/4,30-31ページ

    「洞察」

    「イエス」300ページ

    「ものみの塔」

    2011/8/15,15ページ

    2008/2/15,30ページ

    1991/2/15,8ページ

    1987/6/15,31ページ

  • 出版物索引

    洞-1 419; 洞-2 759; 塔研21.04 30-31; イ道 300; 塔11 8/15 15; 塔08 2/15 30; 塔91 2/15 8; 偉 126章; 塔87 6/15 31

マルコ 15:35

  • エリヤ: 「私の神はエホバ」という意味のヘブライ語の名前。

マルコ 15:36

  • 酸味の強いぶどう酒: マタ 27:48の注釈を参照。

    アシ: マタ 27:48の注釈を参照。

欄外参照

  • +詩 69:21; ヨハ 19:29

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-2 609;

    目62 2/22 24

マルコ 15:37

  • 息を引き取った: または,「息絶えた」。マタ 27:50の注釈を参照。

欄外参照

  • +詩 31:5; マタ 27:50; ルカ 23:46; ヨハ 19:30

マルコ 15:38

  • 聖なる所: マタ 27:51の注釈を参照。

    幕: マタ 27:51の注釈を参照。

欄外参照

  • +出 26:31-33; ヘブ 6:19
  • +マタ 27:51; ルカ 23:45; ヘブ 10:19, 20

索引

  • リサーチガイド

    「イエス」301ページ

    「ものみの塔」

    1991/2/15,8-9ページ

  • 出版物索引

    イ道 301; 塔91 2/15 8-9; 偉 126章;

    塔66 255

マルコ 15:39

  • 士官: または,「百人隊長」。すなわち,ローマ軍で約100人の兵士を率いた人。この士官は,ピラトの前でのイエスの裁判の場にいたのかもしれず,イエスが神の子だと主張しているとユダヤ人が言うのを聞いていたのかもしれない。(マル 15:16。ヨハ 19:7)マルコはここでケンテュリオーンというギリシャ語を使っている。これはラテン語からの借用語で,マル 15:44,45にも出ている。「マルコの紹介」と,マル 6:27,ヨハ 19:20の注釈を参照。

欄外参照

  • +マタ 27:54; ルカ 23:47

索引

  • リサーチガイド

    「イエス」301ページ

    「ものみの塔」

    1991/2/15,9ページ

  • 出版物索引

    イ道 301; 塔91 2/15 9; 偉 126章;

    塔62 88

マルコ 15:40

  • マリア・マグダレネ: マタ 27:56の注釈を参照。

    小ヤコブ: イエスの使徒の1人で,アルパヨの子。(マタ 10:2,3。マル 3:18。ルカ 6:15。使徒 1:13)「小」という呼び方は,このヤコブがゼベダイの子である他の使徒ヤコブより若いか背が低かったことを示しているのかもしれない。

    ヨセ: 「ヤハが加え(増やし)ますように」,「ヤハが加えた(増やした)」という意味のヨシフヤの短縮形であるヘブライ語に由来。「ヨセフ」としている写本も幾つかあるが,古代写本の大半は「ヨセ」としている。並行記述のマタ 27:56と比較。

    サロメ: 恐らく,「平和」という意味のヘブライ語に由来。サロメはイエスの弟子だった。マタ 27:56をマル 3:17; 15:40と比較すると,サロメは使徒のヤコブとヨハネの母親だったと思われる。マタイが「ゼベダイの子たちの母親」と述べている女性を,マルコは「サロメ」と呼んでいる。さらに,ヨハ 19:25と比較すると,サロメはイエスの母親マリアの姉妹だった可能性がある。そうだとすれば,ヤコブとヨハネはイエスのいとこ。加えて,マタ 27:55,56,マル 15:41,ルカ 8:3が示しているように,サロメはイエスに同行しながら自分の持ち物を使って仕えた女性たちの1人だった。

欄外参照

  • +マタ 27:55, 56; ルカ 23:49; ヨハ 19:25

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-1 1024-1025; 洞-2 1022-1023

マルコ 15:41

欄外参照

  • +ルカ 8:2, 3

索引

  • リサーチガイド

    「ものみの塔」

    2015/8/15,30ページ

  • 出版物索引

    塔15 8/15 30;

    塔76 141; 塔71 649

マルコ 15:42

  • 準備の日: マルコは,おもにユダヤ人ではない読者を念頭に置いて書いていると思われ,これが安息日の前日であることを明らかにしている。他の福音書には見られない説明。(マタ 27:62。ルカ 23:54。ヨハ 19:31)この日にユダヤ人は,食事を余分に準備したり安息日後まで待てない仕事を終わらせたりして安息日に備えた。この場合,ニサン14日が準備の日だった。用語集参照。

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-1 1158;

    目67 1/8 19

マルコ 15:43

  • ユダヤ人の最高法廷の……一員: または,「議員」。エルサレムにあったユダヤ人の高等法廷つまりサンヘドリンの一員。マタ 26:59の注釈と用語集の「サンヘドリン」を参照。

    アリマタヤ: マタ 27:57の注釈を参照。

    ヨセフ: ヨセフに関する記述の仕方に福音書筆者たちの特徴が表れている。徴税人マタイは,ヨセフが「裕福な男性」だったと言っている。おもにローマ人のために書いたマルコは,「最高法廷の評判の良い一員」で神の王国を待っていた,と述べている。同情心のある医師ルカは,「正しくて善い人」でイエスに対する法廷の行動を支持する投票をしなかった,と語っている。ヨハネだけが,「ユダヤ人たちを恐れてひそかにイエスの弟子となっていた」と伝えている。(マタ 27:57-60。マル 15:43-46。ルカ 23:50-53。ヨハ 19:38-42)

欄外参照

  • +申 21:22, 23; マタ 27:57, 58; ルカ 23:50-52; ヨハ 19:38

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「ものみの塔」(研究用)

    2017/10,17-19ページ

  • 出版物索引

    洞-1 146; 塔研17.10 17-19;

    塔62 346

マルコ 15:44

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「ものみの塔」(研究用)

    2017/10,19ページ

  • 出版物索引

    洞-1 1047; 塔研17.10 19;

    塔62 89

マルコ 15:46

  • 墓: マタ 27:60の注釈を参照。

    石: 円形の石と思われる。この節ではそれを入り口に転がしたとあり,マル 16:4ではイエスが復活した時,それが「転がしてどけてあった」と記されている。1トン以上あったかもしれない。マタイは「大きな石」と述べている。(マタ 27:60)

メディア

  • 墓室

欄外参照

  • +イザ 53:9
  • +マタ 27:59, 60; ルカ 23:53; ヨハ 19:40, 41

索引

  • リサーチガイド

    「ものみの塔」(研究用)

    2017/10,20ページ

    「ものみの塔」

    2013/3/1,8ページ

    「目ざめよ!」

    1998/12/22,24ページ

  • 出版物索引

    塔研17.10 20; 塔13 3/1 8; 目98 12/22 24

マルコ 15:47

欄外参照

  • +マタ 27:61; ルカ 23:55

訳の一覧

訳の一覧を見るには,節番号をクリックしてください。

類似の記述

マル 15:1ルカ 22:66
マル 15:1マタ 27:1, 2; ルカ 23:1; ヨハ 18:28
マル 15:2ヨハ 18:33, 37
マル 15:2マタ 27:11-14
マル 15:6マタ 27:15-18; ヨハ 18:39
マル 15:11マタ 27:20-23; ルカ 23:18, 19; ヨハ 18:40
マル 15:12ルカ 23:20-25
マル 15:15ヨハ 19:1
マル 15:15マタ 27:24, 26
マル 15:16マタ 27:27-31
マル 15:17ヨハ 19:2, 3
マル 15:20ヨハ 19:16
マル 15:21マタ 27:32; ルカ 23:26
マル 15:22マタ 27:33-37; ルカ 23:33; ヨハ 19:17
マル 15:24ヨハ 19:23, 24
マル 15:26マタ 27:37; ルカ 23:38; ヨハ 19:19
マル 15:27マタ 27:38
マル 15:29マタ 27:39-43
マル 15:31ルカ 23:35
マル 15:32マタ 27:44
マル 15:33マタ 27:45; ルカ 23:44
マル 15:34マタ 27:46-49
マル 15:36ヨハ 19:29
マル 15:37マタ 27:50; ルカ 23:46; ヨハ 19:30
マル 15:38マタ 27:51; ルカ 23:45
マル 15:39マタ 27:54; ルカ 23:47
マル 15:40マタ 27:55, 56; ルカ 23:49
マル 15:43マタ 27:57, 58; ルカ 23:50-52
マル 15:46マタ 27:59, 60; ルカ 23:53; ヨハ 19:40, 41
マル 15:47マタ 27:61; ルカ 23:55

引用元

マル 15:34詩 22:1

全般

マル 15:1詩 2:2; 使徒 3:13; 4:26
マル 15:2ルカ 23:3
マル 15:3ルカ 23:2, 10; ヨハ 18:29
マル 15:4マタ 26:62
マル 15:4ヨハ 19:9, 10
マル 15:5イザ 53:7
マル 15:9ルカ 23:16
マル 15:10マタ 21:38
マル 15:11使徒 3:14
マル 15:13ヨハ 19:6
マル 15:14ヨハ 19:15; 使徒 3:13; 13:28
マル 15:17ルカ 23:11
マル 15:22ヘブ 13:12
マル 15:23詩 69:21
マル 15:24詩 22:18
マル 15:26マタ 27:29
マル 15:29詩 22:7; 109:25; イザ 53:3
マル 15:29マル 14:58; ヨハ 2:19
マル 15:32マタ 16:4
マル 15:32ペ一 2:23
マル 15:36詩 69:21
マル 15:37詩 31:5
マル 15:38出 26:31-33; ヘブ 6:19
マル 15:38ヘブ 10:19, 20
マル 15:40ヨハ 19:25
マル 15:41ルカ 8:2, 3
マル 15:43申 21:22, 23; ヨハ 19:38
マル 15:46イザ 53:9
  • 新世界訳聖書 (スタディー版)
  • 聖書を変更する: 新世界訳(新世)
  • 聖書を変更する: 参照資料付き聖書(聖8-参)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 32
  • 33
  • 34
  • 35
  • 36
  • 37
  • 38
  • 39
  • 40
  • 41
  • 42
  • 43
  • 44
  • 45
  • 46
  • 47
新世界訳聖書 (スタディー版)
マルコ 15:1-47

マルコ​に​よる​福音​書

15 明け方になるとすぐ,祭司長と長老と律法学者たちが,すなわち,サンヘドリン全体が協議をした+。そして,イエスを縛って引いていき,ピラトに引き渡した+。 2 ピラトがイエスに,「あなたはユダヤ人の王なのか」と質問すると+,イエスは,「その通りです」と答えた+。 3 しかし祭司長たちは,多くのことについてイエスを訴えた+。 4 そこでピラトは再び質問し始めた。「何も答えることはないのか+。この人たちはこんなに多くのことを訴えているではないか+」。 5 それでも,イエスはもう何も答えなかった。そのためピラトはとても驚いた+。

6 ところで,ピラトは祭りのたびに,人々が求める囚人1人を釈放していた+。 7 この時には,バラバという男が暴動を起こした者たちと一緒に牢屋に入っていた。暴動の際に殺人を犯した者たちだった。 8 群衆がやって来て,いつものようにしてほしいとピラトに求め始めた。 9 それに対してピラトは言った。「ユダヤ人の王を釈放してほしいのか+」。 10 祭司長たちがイエスを引き渡したのがねたみのためであることに気付いていたのである+。 11 しかし祭司長たちは,代わりにバラバを釈放させようとして群衆をあおった+。 12 そこでピラトは再び言った。「では,ユダヤ人の王と呼んでいる者の方はどうしたらよいか+」。 13 群衆はもう一度叫んだ。「杭に掛けろ*+!」 14 しかしピラトは言った。「この人がどんな悪事をしたというのか」。それでも群衆は,「杭に掛けろ*!」とますます激しく叫んだ+。 15 そこでピラトは,群衆を満足させようと思ってバラバを釈放し,イエスをむちで打たせてから+,杭に掛けて処刑するために引き渡した+。

16 兵士たちはイエスを中庭に,つまり総督の邸宅内に引いていき,全部隊を呼び集めた+。 17 そして,イエスに紫の衣をまとわせ,いばらの冠を編んでかぶらせて+, 18 「ごあいさつ申し上げます,ユダヤ人の王よ!」と呼び掛け始めた。 19 また,アシで頭をたたいたり唾を掛けたりし,ひざまずいてひれ伏した。 20 最後に,あざけってから,紫の衣を剝ぎ取って,本人の外衣を着せた。そして,杭にくぎ付けにするために連れ出した+。 21 また,田舎から来ていた通行人にイエスの苦しみの杭を強制的に運ばせた*。それは,アレクサンデルとルフォスの父親である,キレネのシモンという人だった+。

22 こうして,兵士たちはイエスをゴルゴタという所に連れてきた。これは訳せば,「どくろの場所」という意味である+。 23 ここで,没薬を混ぜたぶどう酒を与えようとしたが+,イエスは受けようとしなかった。 24 それから,イエスを杭にくぎ付けにし,イエスの外衣に関して,それぞれの取り分をくじで決め,分配した+。 25 イエスを杭にくぎ付けにしたのは午前9時であった。 26 イエスの罪状として,「ユダヤ人の王」と記されていた+。 27 さらに,2人の強盗をイエスの左右に1人ずつ,杭に掛けた+。 28 ― 29 そばを通る人たちはイエスに暴言を吐き,頭を振って+こう言った。「おいおい。神殿を壊して3日で建てる者よ+, 30 苦しみの杭から下りてきて自分を救ってみろ」。 31 同じように祭司長たちも,律法学者たちと一緒になってあざけり,こう言った。「ほかの人は救ったが,自分は救えないのだ+! 32 イスラエルの王キリストに,今,苦しみの杭から下りてきてもらおうではないか。そうしたら信じよう+」。一緒に杭に掛けられた人たちまでが,イエスを非難するのだった+。

33 昼の12時になった時,闇が全土*に垂れ込めて,午後3時にまで及んだ+。 34 午後3時に,イエスは,「エリ,エリ,ラマ サバクタニ」と大声で叫んだ。これは訳せば,「私の神,私の神,なぜ私を見捨てたのですか+」という意味である。 35 近くに立っていた人の何人かが,それを聞いて,「ほら,エリヤを呼んでいる」と言いだした。 36 ある人が走っていって,酸味の強いぶどう酒を海綿に含ませ,それをアシの先に付けてイエスに飲ませようとし+,「このまま,エリヤが下ろしに来るかどうかを見よう」と言った。 37 しかし,イエスは大きな叫び声を上げて,息を引き取った+。 38 すると,聖なる所の幕+が上から下まで2つに裂けた+。 39 イエスを前にして立っていた士官は,このようにしてイエスが息を引き取ったのを見て,「確かにこの人は神の子だった」と言った+。

40 離れた所で女性たちも見ていたが,その中には,マリア・マグダレネ,小ヤコブとヨセの母親マリア,サロメがいた+。 41 イエスがガリラヤにいた時,同行して仕えていた人たちである+。ほかにも,イエスと一緒にエルサレムに来ていた女性が大勢いた。

42 さて,すでに午後遅くで,しかも準備の日,つまり安息日の前日だったので, 43 ユダヤ人の最高法廷の評判の良い一員であるアリマタヤのヨセフがやって来て,勇気を出してピラトの前に行き,イエスの体を頂きたいと願い出た。自らも神の王国を待つ人であった+。 44 しかしピラトは,イエスがもう死んだのだろうかと気になり,士官を呼び寄せて,死んだかどうかを尋ねた。 45 こうして,士官に確かめた上で,遺体をヨセフに与えることにした。 46 ヨセフは上等の亜麻布を買い,イエスを下ろしてその布に包み,岩をくりぬいた墓に葬った+。そして,墓の入り口に石を転がしておいた+。 47 マリア・マグダレネと,ヨセの母親マリアは,イエスが葬られた所を見つめていた+。

日本語出版物(1954-2025)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする