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  • 「私たちの神の家をなおざりにしない」
    ものみの塔 1966 | 9月15日
    • また多くの友人もいました。さらに自分で他の宗教を調べたことさえあります。事情は変わり,結婚し,やがて子供が生まれ,それとともに責任も生じてきました。彼はさらに語りました。「それから,ある日,親類のひとりを訪ねました。人に畏敬の念をいだかせるほどの真理の美しさと霊妙さに深く心を打たれたのはこの時でした。その親類は聖書研究を行なっていました。そしてその研究を司会していた兄弟こそ,私が16年前に会った兄弟たちのひとりだったのです。その当時これらの兄弟たちが私を羊のおりに引きもどそうとしていたので,彼らを非難したものでした。この研究に同席した私はことばを出す気にもなれないまま,研究の間中黙って話を聞いていました。そして研究を始めた遠い昔を振り返えって考えてみました。そしてその時以来今まで本当の満足あるいは,心の喜びを味わったことが一度もないことに気づいたのです。その兄弟の親切さと忍耐そして他の人を助けたいという願いに深く感動しました。つまりその兄弟はしようと思えば,私を激しく非難することもできたのです。今は,もう帰りたいという気持で一杯になりました。その3週間後,私は再びその研究に参加しました。その時,御国会館の集会に出席するようすすめられました」。こうして,これから後は,あの暖かさに溢れた人の心を動かす放とうむすこの劇が再現されたのです。兄弟たちの多くは彼を見たこともありませんでしたが,暖かく迎えました。では彼の心を特に動かしたのはどんな事柄でしたか。彼はこう述べました。「暖かい雰囲気と兄弟たちの親しい親切な態度に接して,自責の念は私の心からすべて消え去りました」。しかしここで兄弟たちをさらに喜ばせたのは,彼が妻と7人の子供を伴い,その他に自分の肉身の兄弟とその妻および子供たち,さらに他の親類たちをも一緒に連れて集会に来たことでした。その上,他にもまだ幾人かの親類が来ることになっていますと彼は告げました。現在まですでにこれらの人々のうち4人が浸礼を受けました。それほど長い期間交わりをやめる理由はまったく何もありません。

      ニューギニア

      伝道者最高数: 286人

      人口: 1,268,318人

      比率: 4,435人に1人

      最近二,三年間にニューギニアのエホバの証人の数は著しく増加しました。これら大勢の新しい人々が最近交わってきたことを考えれば,今年の増加率が低くても驚くにはおよびません。各会衆では,組織にすぐ交わっても,考え方や行ないを実際にまだ変えていない人々を見分けるため多くの努力が払われねばなりませんでした。神よりも肉の快楽を愛したものも多く,不道徳の問題でこれらの人々は排斥されました。自分を変化させようと願わない人々を除き去ることにより新しい年にはエホバの聖霊が兄弟たちの上に自由に働くことでしょう。また,神権的な知らせを人々に伝えるため招待を受けなくとも家から家を訪問することは合法的であるという判決が下され,この勝訴によって伝道のわざを押し進めようとの兄弟たちの決意はかつてなかったほど強められました。

      エホバの証人が神のみことばの原則に従順に従い,「つるぎを打ちかえて,すきとし,そのやりを打ちかえて,かまとし」ているという事実は,弧立したある群れで奉仕したひとりの巡回のしもべから寄せられた次のような最近の経験からわかります。「私の訪問中,御国会館での公開講演に,かつて互いに烈しく憎み合っていた二人の人が出席しました。以前クナイ草原の道でこの二人が出合った時のこと,両人はおのをふりかざしてはげしく争い,重傷を負ってともに病院へ運ばれました。その後,二人は御国のしらせの伝道に接し,その結果互いに平和に暮すことの大切さを学んだのです。そしてこの二人は今,御国会館の集会にきて,並んで席につくようになりました」。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1966 | 9月15日
    • 読者からの質問

      ● マタイによる福音書 10章41節にはどんな意味がありますか。ここに述べられている二つの報いには,ちがいがありますか。

      イエス・キリストは,マタイによる福音書 10章40節から42節の記録のように,次の言葉を述べています。「あなたがたを受けいれる者は,わたしを受けいれるのである。わたしを受けいれる者は,わたしをおつかわしになったかたを受けいれるのである。預言者の名のゆえに預言者を受けいれる者は,預言者の報いを受け,義人の名のゆえに義人を受けいれる者は,義人の報いを受けるであろう。わたしの弟子であるという名のゆえに,この小さい者のひとりに冷たい水一杯でも飲ませてくれる者は,よく言っておくが,決してその報いからもれることはない」。

      イエスは,父,エホバ神からつかわされました。それで,キリストの弟子たちを快く受け入れる者は,キリストとキリストをつかわした神を受けいれたことになるでしょう。そのような人々は確かに祝福され,報いを受けます。

      同様に,預言者であるという理由で神の預言者を快く受けいれた人は報いを受けています。「預言者の報い」を受けているのです。どうしてそういえますか。エリヤに食物と水をほどこしてもてなしたやもめの報いを考えてごらんなさい。「預言者を受けいれる」ことによって,やもめはゆたかに祝福されました。神の御霊に導かれた預言者によって,やもめの粉と油は奇跡的にふえたのです。やもめは自分のむすこが死んだ時,まだこどもであったそのむすこを,奇跡的によみがえらせてもらいました。(列王紀上 17章)これらの奇跡は預言者エリヤを用いて,エホバがなされたものです。やもめはあきらかに,エレミヤを『預言者のゆえ』にうけいれたのです。そのため,やもめは「預言者の報い」を受けました。

      マタイによる福音書 10章40節から42節のことばを述べたイエス・キリストは,すべての預言者の中で最も偉大な方であったということを見過ごしてはなりません。(申命記 18:15-19。使行 3:19-23)イエスを預言者のゆえに受け入れた者は,イエスが語ったことばによって霊的に祝福されました。ある者は奇跡的にいやされ,復活させられた者さえあります。(マタイ 4:23。ルカ 8:40-42,49-56。ヨハネ 11:38-44)のちに,イエス・キリストはクリスチャン会衆への賜物として「ある人を預言者とし」て立てました。その中にアガボがいます。預言者を快く受け入れ,また,クリスチャン会衆内で預言者と交わる人々は,確かに霊的な益を享受しました。彼らは新しい預言をするよう用いられたのです。(エペソ 4:11,12。使行 11:27,28; 28:10,11)しかしながら,今日においてさえも心から感謝して預言者を受け入れる者に聖書の預言を説明する時,エホバの献身したしもべは,霊感を受けないにしても,ヨエル書 2章28節と29節の成就として,神のみたま,すなわち活動力の助けを得ています。そういった人々は,こういうわけで霊的に報いられているのです。―コリント第一 2:10。

      イエス・キリストはまた,義人を受け入れる者は「義人の報いを受ける」と述べました。義人を親切にもてなすならば,そのおかえしに不義な方法ではなくて,神の正義に調和した思いやりのある待偶を期待できます。イエスが述べた種類の義人というのは,自分の標準だけを固執したり単に「まじめな生活」と思われる生き方をする人ではありません。イエス・キリストは,エホバの正義のことばや命令にかたく従おうとする人について語っていたのです。(マタイ 4:4。伝道の書 12:13,14)イエスの時代に真に神の要求にかなった者がイエスの追従者となりました。もしだれかが個人的に,そのような信者を自分の家でもてなす特権にあずかるならば,霊的な益すなわち「義者の報い」を受けることができました。もちろん訪問者は神のことばから,信仰を建ておこす真理を主人と分けあうことができたでしょう。(ルカ 10:5-7; 19:1-10)今の時代でも同じことが言えます。

      油注がれた弟子,すなわち,イエス・キリストの霊的兄弟である義人の「小さい者」を親切にもてなしまた力になる人がいます。(黙示 14:1-4。ルカ 12:32)この種の親切を示すことによって,彼らはイエスの油注がれた追随者に,いわば「冷たい水一杯」を飲ませるのです。彼らはすべての人に対して示す人道主義的な親切だけでなく,キリストの弟子であるということからキリストの霊的兄弟に良いことをします。そういうわけで善行者は報われる,「その報いからもれることはない」のです。彼らはなんらかの奇跡的な益をすぐに受けるわけではありませんが,イエス・キリストの油注がれた弟子の聖書の説明を聞く特権を得ます。したがって,彼らは霊的な意味で大きな利益を受けるのです。イエス・キリストの霊的兄弟すなわち油注がれた弟子であるという事実のゆえにキリストの兄弟に善をし,正義への愛をあらわす人々は,実際には主イエス・キリスト自身を支持し,イエス・キリストに善をしているのです。(マタイ 25:34-40)このおこないを続けるならば,終わることのない益を受けるでしょう。なぜならば,エホバの約束する新しい事物の秩序の下で永遠の生命を受ける見込みがあるからです。―ペテロ第二 3:13。ゼパニヤ 2:2,3。

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