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  • ネフィリム
    聖書に対する洞察,第2巻
    • したがって,創世記 6章2節に出て来る神の子らとはみ使い,つまり霊なる「神の子ら」であったに違いありません。この表現は,ヨブ 1章6節および38章7節でみ使いを指して用いられています。この見方を裏付けているのはペテロで,彼は『獄にある霊たち,それは,かつてノアの日に神が辛抱して待っておられた時に不従順であった者たちである』と述べています。(ペテ一 3:19,20)さらにユダは,「自分本来の立場を保たず,そのあるべき居所を捨てたみ使いたち」について書いています。(ユダ 6)み使いは人間の物質の体を着けて現われることができ,あるみ使いたちは神からの音信を伝えるためにそうしました。(創 18:1,2,8,20-22; 19:1-11; ヨシュ 5:13-15)しかし,霊者たちの本来の住みかは天であり,そこにいるみ使いたちはエホバのもとで様々な奉仕の立場を有しています。(ダニ 7:9,10)この住みかを離れて地上に住み,肉的な関係を持つためにその割り当てられた奉仕を捨て去ることは神の法に対する反逆であり倒錯行為となりました。

      聖書は,その不従順なみ使いたちが今や「獄にある霊たち」となり,『タルタロスに投げ込まれて』,『大いなる日の裁きのために,とこしえのなわめをもって濃密な闇のもとに留め置かれて』いると述べています。これは,彼らが大幅な制限を受け,大洪水以前のように物質の体をもはや着けられないことを示唆しているようです。―ペテ一 3:19; ペテ二 2:4; ユダ 6。

  • 神の子(たち)
    聖書に対する洞察,第1巻
    • この点を裏付けているのは,「獄にある霊たち……ノアの日に神が辛抱して待っておられた時に不従順であった者たち」(ペテ一 3:19,20)や,ノアの時代の「古代の世」に関連して,「罪をおかしたみ使いたち」(ペテ二 2:4,5)に言及した使徒ペテロの言葉と共に,「自分本来の立場を保たず,そのあるべき居所を捨てたみ使いたち」について述べたユダの言葉です。(ユダ 6)もし,創世記 6章2-4節の「まことの神の子ら」が霊の被造物ではないとしたなら,これらクリスチャンの筆者の述べたことは,なぞのような事柄となり,み使いたちがそのように不従順になったいきさつや,ノアの時代とのその実際の関係を何ら説明するものとはならなかったでしょう。

      確かに,み使いたちは時々人間の肉体を備えて現われ,人々と一緒に飲んだり食べたりさえしました。(創 18:1-22; 19:1-3)復活させられる男女はめとったり嫁いだりせず,「天にいるみ使いたち」のようになることについて述べたイエスの言葉は,そのような天的な被造物の間には結婚関係が存在しないことを示しており,男女の性別がないことを示唆しています。(マタ 22:30)とはいえ,み使いであるそれら被造物が肉体を備えた人間の姿で現われて,人間の女と結婚関係を持つことができなかったわけではありません。注目すべきことに,ユダが,自分たちの本来の立場を保たなかったみ使いたち,「あるべき居所」を捨てたみ使いたちに言及した(確かにここで,霊の領域を見捨てたことに言及した)すぐ後で,こう述べています。「同様に,ソドムとゴモラおよびその周りの都市も,ここに述べた者たちと同じように甚だしい淫行を犯し,不自然な用のために飽くことなく肉を追い求めたのち……警告の例としてわたしたちの前に置かれています」。(ユダ 6,7)したがって,聖書中の証拠を総合すると,み使いたちの逸脱行為があったこと,つまりノアの時代にみ使いたちが霊者としての性質にもとる行動を取ったことが分かります。ですから,創世記 6章2-4節の「神の子ら」がみ使いである子たちだったことを疑うべき正当な理由は一つもないようです。―「ネフィリム」を参照。

  • タルタロス
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ユダ 6節には,「また,自分本来の立場を保たず,そのあるべき居所を捨てたみ使いたちを,大いなる日の裁きのために,とこしえのなわめをもって濃密な闇のもとに留め置いておられます」と述べた並行句が見られます。ペテロはこれらのみ使いたちが「そのあるべき居所を捨てた」のがいつのことかを示して,「獄にある霊たち……それは,かつてノアの日に神が辛抱して待っておられた時に不従順であった者たちであり,その間に箱船が建造され(ました)」と述べています。(ペテ一 3:19,20)これによって,この問題は創世記 6章1-4節の「まことの神の子ら」に関する記述と直接結び付いてきます。それらまことの神の子らは,大洪水以前に自分たちの天の住みかを捨てて女たちと同棲し,彼女たちによって子供をもうけ,そのような子供たちはネフィリムと呼ばれました。―「神の子(たち)」; 「ネフィリム」を参照。

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