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像(ぞう,かたち)聖書に対する洞察,第2巻
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イエスはみ父と似た様を常に同じ程度に反映してこられたのですか
神の長子は,み父の像として存在し,後に人間イエスとなりました。(コリ二 4:4)神が『わたしたちの像に人を造ろう』と言われた時に話しかけておられたのは明らかにそのみ子でしたから,み子がみ父である創造者との間に有していたその似た様は,み子が創造された時から存在していたことになります。(創 1:26; ヨハ 1:1-3; コロ 1:15,16)み子は完全な人間として地上におられた時,人間としての限界の範囲内で,み父の特質や性格を最大限に反映しておられたため,「わたしを見た者は,父をも見たのです」と言うことができました。(ヨハ 14:9; 5:17,19,30,36; 8:28,38,42)しかし,この似た様は,イエスが霊の命に復活させられ,み父であるエホバ神から「天と地におけるすべての権威」を与えられた時,確かにその度を深めました。(ペテ一 3:18; マタ 28:18)その時,神はイエスを「さらに上の地位」に高められたので,神のみ子はそれ以後,地に来るために天を離れる前よりもはるかに高い度合いでみ父の栄光を反映するようになりました。(フィリ 2:9; ヘブ 2:9)み子は今,「[神の]存在そのものの厳密な描出」であられます。―ヘブ 1:2-4。
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不朽聖書に対する洞察,第2巻
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よみがえらされて不滅性と不朽を受ける キリスト・イエスは死人の中から復活させられると同時に不滅性に入り,それ以後は「滅びることのない命」を有しておられます。(テモ一 6:15,16; ヘブ 7:15-17)復活させられたイエスはまた,朽ちることのない神であられるみ父の「存在そのものの厳密な描出」として(ヘブ 1:3; テモ一 1:17),不朽性も享受されます。
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