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    聖書に対する洞察,第1巻
    • 「新しい生きた道」を開く イエスは肉体の姿で,したがって見守る弟子たちの目に見える状態で昇天し始めましたが,雲がさえぎってからもイエスが物質の姿を保持し続けたと憶測できるような根拠は何もありません。使徒ペテロは,イエスが肉においては死なれたが,「霊において」よみがえらされたと述べています。(ペテ一 3:18)パウロは,『肉と血は神の王国を受け継ぐことができない』という原則について言明しています。(コリ一 15:50。また,ヨハ 12:23,24のイエスの言葉をコリ一 15:35-45と比較。)パウロはイエスが天の神のみ前に昇られたことを,贖罪の日に大祭司が幕屋の至聖所の仕切り室に入ったことになぞらえ,大祭司がその際,犠牲の動物の(肉ではなく)血だけを携えて行ったことを特に述べています。(ヘブ 9:7,11,12,24-26)次いでパウロは,第一の仕切り室を至聖所の仕切り室から隔てていた垂れ幕を,キリストの肉体に例えています。大祭司は至聖所,すなわち予型的な神のみ前に入った際,垂れ幕を携えて行ったのではなく,その隔てを通過してその向こう側に出たので,垂れ幕は大祭司の背後に残りました。ですから,パウロは,『わたしたちは,イエスの血によって聖なる場所へ入る道を大胆に進むことができるのです。それは,垂れ幕すなわち彼の肉体を経る新しい生きた道として,彼がわたしたちのために開かれたものなのです』と述べています。―ヘブ 9:3,24; 10:10,19,20。ヨハ 6:51; ヘブ 6:19,20と比較。

      イエスが贖いとなるご自分の命の血の価値をエホバに差し出すために昇天されたことにより,祈りをもって神に近づくための「新しい生きた道」が開かれました。それが天的な命への道をも開いたことは,「天から下った者,すなわち人の子のほかには,[イエスの昇天前に]だれも天に上ったことがありません」という趣旨のイエスご自身の言葉と調和します。(ヨハ 3:13)ですから,エノクもエリヤもその道を開いたことはなく,ダビデにしても同様でした。(創 5:24; 王二 2:11; 使徒 2:34)パウロが次のように述べているとおりです。「聖霊は,第一の天幕が立っていた間は,聖なる場所への道がまだ明らかにされていなかったことを明白にしています」― ヘブ 9:8。「エノク」2項; 「エリヤ,I」1項を参照。

  • 肉,肉体,肉なるもの
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ヘブライ人へのパウロの手紙の中では,天そのものを表わす至聖所の前の,聖なる所の垂れ幕が象徴的なもので,イエスの肉体を表わしていたことが示されています。というのは,イエスがご自分の肉の体を犠牲にするまでは,天における命への道は開かれなかったからです。―ヘブ 9:24; 10:19,20。

  • 天
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 聖書によると,地から神のおられる天に上られた最初の方はキリスト・イエスです。(コリ一 15:20; ヘブ 9:24)イエスはそのように昇天し,天でご自分の贖いの犠牲を差し出すことによって,ご自分に従う者たち,つまりご自分の会衆の,霊によって生み出された成員のために『道を開かれ』ました。(ヨハ 14:2,3; ヘブ 6:19,20; 10:19,20)それらの成員は霊的な段階の天に上るため,復活によって「天的な者[キリスト・イエス]の像」を帯びなければなりません。「肉と血」はその天の王国を受け継ぐことができないからです。―コリ一 15:42-50。

  • 奉献,奉献式,発効
    聖書に対する洞察,第2巻
    • パウロは,「以前の契約も血なしに発効した[ギ語,エンカイニゾーの変化形]のではありません」(ヘブ 9:18)と述べて,同じように新しい契約がイエスの死,復活,および昇天によって実施に移された,つまり発効したことを示唆しています。イエスは天でご自分の人間としての命の価値を差し出し,その後天からご自分の弟子たちの上に聖霊を注ぎ出されました。イエス・キリストは霊において復活させられたので,真の「聖なる場所」,つまりエホバの臨在しておられる天に実際に入り,ご自分の贖いの犠牲によって,油そそがれた追随者たちも天に入るのを可能にすることがおできになりました。ですから,イエスは天に入る道を初めて歩んだ,新規に導入した,もしくは開いたと言うことができました。以後,その備えは他の人々に利用されることになっていました。―ヘブ 10:19,20。

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