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母親の皆さん,ユニケの手本から学びましょうものみの塔(研究用)2022 | 4月
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行いによって子供を教える
12. テモテ第二 1章5節によると,ユニケの手本は,テモテにどんな影響を与えましたか。
12 テモテ第二 1:5を読む。ユニケはテモテに良い手本を示しました。本物の信仰には行動が伴うということを教えたはずです。(ヤコ 2:26)テモテは,ユニケがエホバへの強い愛に動かされて行動していることや,エホバに仕えることによって幸せを味わっているのを目にしたに違いありません。こうしたユニケの手本は,テモテにどんな影響を与えたでしょうか。パウロが述べている通り,テモテはユニケと同じように強い信仰を持つようになりました。これは偶然ではありません。テモテはユニケの手本を見て,自分も同じようにしたい,と思ったのです。同様に,現代の大勢の母親も,「言葉ではなく」行いによって家族の心を動かしています。(ペテ一 3:1,2)あなたもそうすることができます。どのようにでしょうか。
13. 母親がエホバとの友情を何よりも大切にする必要があるのはなぜですか。
13 エホバとの友情を何よりも大切にする。(申 6:5,6)多くの母親と同じように,あなたもさまざまな犠牲を払っています。時間やお金を費やし,寝る時間を削ってまで,子供を世話するためにさまざまなことをしています。とはいえ,忙しさのあまり,エホバとの友情を犠牲にすることがあってはなりません。時間をきちんと取り分けて,エホバに祈り,聖書を勉強し,集会に出席するようにしましょう。そうするなら,エホバとの友情はいっそう強まり,家族やほかの人の手本となることができるでしょう。
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母親の皆さん,ユニケの手本から学びましょうものみの塔(研究用)2022 | 4月
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16. 母親の手本は,家族以外の人にもどんな良い影響を与えますか。
16 母親の皆さん,あなたの手本は,家族以外の人たちにも良い影響を与えます。どのようにでしょうか。ユニケの手本がパウロにどんな影響を与えたか,考えてみましょう。パウロは,テモテの偽善のない信仰は「ユニケがまず」抱いたものだった,と書きました。(テモ二 1:5)パウロがユニケの信仰を初めて目にしたのは,いつのことだったでしょうか。それは恐らく,第1回宣教旅行の時でしょう。パウロは,ルステラでユニケとロイスに会い,クリスチャンになるよう2人を助けたようです。(使徒 14:4-18)そして,それから15年ほど後,テモテに手紙を書いた時にも,信仰に基づくユニケの行いを覚えていました。ユニケを倣うべき手本と考えていたのです。ユニケの手本は,パウロにとっても,1世紀のほかのクリスチャンにとっても,心に残るものだったに違いありません。あなたも,ひとり親であったり夫がエホバの証人でなかったりする中で子供を育てているなら,あなたの信仰の手本は周りの人に励みを与えるものとなります。
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