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アリマタヤ聖書に対する洞察,第1巻
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アリマタヤ
(Arimathea)[「高み」を意味するヘブライ語に由来]
イエスの時代の「ユダ人の都市」,また埋葬のためにイエスの遺体を引き取ったひそかな弟子ヨセフの生まれた都市。(ルカ 23:50-53; マタ 27:57-60; マル 15:43-46; ヨハ 19:38-42)アリマタヤは一般に,エルサレムの北西約35㌔,ヨッパ(現代のテル・アビブ・ヤフォ)の東約26㌔の所にある現代のレンティス(ランティス)に位置していたものと考えられています。
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弟子聖書に対する洞察,第2巻
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ギリシャ語聖書には,イエスの弟子たち,バプテスマを施す人ヨハネの弟子たち,パリサイ人の弟子たち,モーセの弟子たちが出て来ます。(マタ 9:14; ルカ 5:33; ヨハ 9:28)イエスの最初の弟子たちは,かつてはヨハネの弟子でした。(ヨハ 1:35-42)使徒として選ばれた12人は,マタイ 10章1節と11章1節で弟子と呼ばれています。「弟子」という語は広い意味ではイエスの教えを信じている者たちに当てはまり,そのうち少なくとも一人はひそかな弟子でした。(ルカ 6:17; ヨハ 19:38)しかし,この語は福音書の中では普通,イエスの伝道旅行に同行し,イエスから教えや指示を受けたイエスの親しい追随者たちの一団を指しています。この語はおもに,キリストの教えを信じるだけでなく,その教えにしっかりと従う人たちすべてに当てはまります。そのような人は,イエスが命令した「事柄すべてを守り行なうように」教えを受けなければなりません。―マタ 28:19,20。
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