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    聖書に対する洞察,第1巻
    • 霊感を受けて記された記録には次のように述べられています。「ところで,イエス・キリストの誕生はこうであった。その母マリアがヨセフと婚約中であった時,ふたりが結ばれる前に,彼女が聖霊によって妊娠していることが分かった」。(マタ 1:18)それ以前に,エホバのみ使いである使者が処女の娘マリアに,神の聖霊が彼女に臨み,神の力が彼女を覆う結果,彼女は『胎内に子を宿す』ことになると知らせていました。(ルカ 1:30,31,34,35)やがて生まれたその子は,“言葉”として天に住んでおられたのと同じ方としての同一性を保っていましたし,また,マリアの実子となり,したがってマリアの父祖アブラハム,イサク,ヤコブ,ユダ,およびダビデ王の正真正銘の子孫となって,それらの人々になされた神の約束の正当な相続人となりました。(創 22:15-18; 26:24; 28:10-14; 49:10; サム二 7:8,11-16; ルカ 3:23-34。「イエス・キリストの系図」を参照。)したがって,生まれたその子はある種の身体的特徴の点で,そのユダヤ人の母親に似ていたものと思われます。

      マリアは罪人アダムの子孫でしたから,彼女は不完全な罪深い人間でした。それゆえ,マリアの「初子」だったイエスが(ルカ 2:7)どうして物理的有機体の点で完全で,罪のない者であり得たのだろうかという疑問が起きます。現代の遺伝学者たちは遺伝法則や優性および劣性形質について多くのことを学んできたとはいえ,イエスの受胎の場合のような完全さと不完全さの結合の結果について学んだ経験はありません。いずれにせよ,その時,神の聖霊が働いたことは,神の目的が達成されることを保証するものでした。み使いガブリエルがマリアに説明したように,「至高者の力」がマリアを覆ったので,生まれたのは聖なる方,つまり神のみ子でした。神の聖霊がいわば防御壁を形作ったので,どんな不完全さ,もしくは有害な力も,受胎後に発育した胎芽を損なう,もしくは汚すことはできませんでした。―ルカ 1:35。

  • 霊
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 「力」とは区別されている それゆえ,ルーアハとプネウマは神の聖霊に関連して使われる場合,神がご自身の神聖な目的と意志を成し遂げる手だてである,目に見えない,活動する力(英語,force[字義,勢力])を指しています。それは「聖なる」霊です。なぜなら,それは地的な源ではなく,神から出ており,「聖なる霊」として腐敗することが全くないからです。(ロマ 1:4)それはエホバの「力」(英語,power)ではありません。この英語の言葉は原語の他の用語(ヘ語,コーアハ; ギ語,デュナミス)のより正確な訳語だからです。ルーアハとプネウマは「力」(英語,power)を意味するこれらの語と密接な関係を持って,あるいは並行して使われることさえありますが,これはそれらの語の間に本来関係があること,それでも明確な区別があることを示しています。(ミカ 3:8; ゼカ 4:6; ルカ 1:17,35; 使徒 10:38)「力<パワー>」は基本的には,行動したり物事を行なったりする能力,もしくは行為能力のことで,それはだれか,あるいは何かの中に潜在する,休止状態にある,もしくは活動せずに内在することができます。一方,「力<フォース>,もしくは勢力」は人もしくは物に対して投射された,または発動されたエネルギーのことをより明確に描写する語で,「運動もしくは運動の変化を生じさせる,または生じさせようとする影響力」と定義できるかもしれません。「力<パワー>」は電池に蓄えられたエネルギーに例えられるかもしれず,「力<フォース>,もしくは勢力」はそのような電池から流れる電流になぞらえられるかもしれません。それで,「力<フォース>,もしくは勢力」は神の霊に関係のあるヘブライ語とギリシャ語の用語の意味をより正確に表わす語で,聖書を考察すれば,このことが裏付けられます。

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