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  • 無酵母パンの祭り
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 預言的な意義 マタイ 16章6,11,12節に記されているように,イエス・キリストは弟子たちに,「じっと見張っていて,パリサイ人とサドカイ人のパン種に気を付けなさい」と警告して,酵母もしくはパン種の象徴的な意味について解き明かされました。イエスは,ご自分の言った事柄の意味について弟子たちが互いに誤った推論をした時,はっきりこう言われました。「『わたしがパンについて話したのでないことを,どうしてあなた方は悟らないのですか。ただ,パリサイ人とサドカイ人のパン種に気を付けなさい』。その時,彼らは……パリサイ人とサドカイ人の教えに気を付けよと言われたのだ,ということを会得し(ました)」。またルカによれば,別の時にイエスは,「パリサイ人たちのパン種に気を付けなさい。それはつまり偽善のことです」と明確に述べられました。―ルカ 12:1。

      使徒パウロは,クリスチャンの取るべき道について説明した際,無酵母パンの祭りに関連づけて,パン種に同様の意味を付しました。コリント第一 5章6-8節でクリスチャンの兄弟たちに次のような助言を与えています。「あなた方は,少しのパン種が固まり全体を発酵させることを知らないのですか。古いパン種を除き去りなさい。あなた方は酵母を持たない者なのですから,それにふさわしく新しい固まりとなるためです。実際,わたしたちの過ぎ越しであるキリストは犠牲にされたのです。ですから,古いパン種や悪と邪悪のパン種を用いず,誠実さと真実さの無酵母パンを用いて祭りを行なおうではありませんか」。

  • ヘロデの党派的追随者
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 政治的にはヘロデ党の者は中道を取っており,一方ではローマの支配から完全に独立したユダヤ王国を唱道するパリサイ人やユダヤ人の熱心党員の反対を受け,もう一方ではローマ帝国によるユダヤの完全吸収を唱道する人々の反対を受けていました。ユダヤ教の中では自由思想派また穏健派とみなされたサドカイ人の一部の人々は,ヘロデ党の学派に属していたものと思われます。この結論は,パン種に関するイエスの言葉を伝えたマタイやマルコの記録から引き出せます。マタイ 16章6節によれば,イエスは「パリサイ人とサドカイ人のパン種に気を付けなさい」と言われましたが,マルコ 8章15節では「パリサイ人のパン種とヘロデのパン種に気を付けなさい」と言っておられます。「パン種」という言葉を繰り返していることは,この二つの党の腐敗した教えに違いがあったことをはっきり示していました。幾つかの写本,すなわちチェスター・ビーティー・パピルス1号(P45),「ワシントニアヌス第1写本」,「コリデティアヌス写本」では,この後者の聖句が「ヘロデ」ではなく「ヘロデ党の者たち」となっています。―「注釈者の聖書辞典」,G・A・バトリク編,1962年,第2巻,594ページ; 「我々の聖書と古代写本」,フレデリック・ケニヨン卿著,1958年,215,216ページ。

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