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断食聖書に対する洞察,第2巻
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中には,マタイ 9章15節を,断食を行なうようにというクリスチャンに対する命令と取る人がいます。しかし実は,イエスはご自分が亡くなる時に起ころうとしている事柄について述べておられたに過ぎません。イエスがご自分の弟子たちと共に地上におられた間,彼らが断食をするのはふさわしいことではありませんでした。イエスが亡くなった時,彼らはまさしく嘆き悲しみ,断食をしました。しかし,イエスの復活後は,嘆き悲しんで断食を行なう理由などありませんでした。特に聖霊が驚くべき仕方で注がれた後はそうでした。(マル 2:18-20; ルカ 5:33-35)主の死の記念日にクリスチャンが断食をする義務は確かにありませんでした。使徒パウロが,主の晩さんの祝いの前に会衆の集会場で夕食を取ることに関する悪習を正して,次のように述べているからです。「あなた方には食べたり飲んだりするための家があるはずではありませんか。……そのようなわけで,わたしの兄弟たち,それ[主の晩さん]を食べるために集まる際には,互いに待ち合わせなさい。空腹な人がいるなら,その人は家で食事をし,あなた方が裁きのために集まるというようなことがないようにしなさい」― コリ一 11:22,33,34。
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友,友人聖書に対する洞察,第2巻
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マタイ 9章15節では「花婿の友人たち」のことが言及されています。ここで述べられているのは,結婚の行列に加わり,婚宴に招かれている他の友人たちのことです。
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