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    聖書に対する洞察,第2巻
    • エレミヤ 31章40節は,「死がいと脂灰[ウェハッデシェン]との低地平原」に言及していますが,これはヒンノムの子の谷の一部であったようです。比較的最近まで,キデロンの谷近くの灰の塚は目標物としてよく知られていました。それは,全長150㍍,幅60㍍,厚さが18㍍ほどあったと言われており,エレミヤが言及した場所と関係があると考える人々もいます。ヨシヤがヒンノムの子の谷にあるトフェトを礼拝のために用いられないようにする以前には(王二 23:10),この谷の一部は犠牲を焼いた後に残る灰を処分するために取り分けられていたのかもしれません。(レビ 4:12)しかし,動物の死がいや俗悪な犯罪者の死体もこの谷に投げ込まれたでしょうし,そこにある塚にはかつて偽りの宗教の儀式で犠牲にされた人間の灰さえ含まれているかもしれません。―エレ 32:35。

  • 門,門口
    聖書に対する洞察,第2巻
    • “馬の門” “馬の門”の上の方では祭司たちによって修復作業が行なわれましたが,このことはその位置が神殿の近くであったことを暗示しています。(ネヘ 3:28)“馬の門”は神殿と王宮の二つの部分の連絡の場を供していた門であると考える人たちもいます。その人たちはアタリヤの処刑に関する記述からこの結論に達しています。そこでは,兵士たちによって神殿の外に連れ出された際,『彼女は王の家の馬の門の入り口に来た』と伝えられています。(代二 23:15; 王二 11:16)しかし,これは恐らく単なる王宮の邸内への入り口のことで,馬が都市そのものに出入りする際に通った“馬の門”のことではないと思われます。ネヘミヤは再建に関する説明の中に“馬の門”を明確に含めており,この門が市の城壁にあった門であることを示しています。その門は多分,神殿域の南東に位置していたと思われます。(ネヘ 3:28; エレ 31:40)奉献式の行列に関する記述の中で“馬の門”は省かれていますが,これは二組の行列がそれぞれ“水の門”と“監視の門”のところで城壁を離れ,城壁の“馬の門”と“検分の門”がある,神殿の東側の部分は歩かなかったためと思われます。―ネヘ 12:37-40。

  • ゲヘナ
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 永遠の責め苦の象徴ではない イエス・キリストはゲヘナと火を結び付けておられますが(マタ 5:22; 18:9; マル 9:47,48),弟子ヤコブもそのようにしました。マタイ,マルコ,ルカ以外にこの語を用いた聖書筆者は弟子ヤコブだけです。(ヤコ 3:6)一部の注解者は,火の燃える場所というゲヘナのそのような特色をヨシヤの治世以前に行なわれた人身供犠と関連させようと試みており,それを根拠として,ゲヘナは永遠の責め苦の象徴としてイエスにより用いられた,と考えています。しかし,エホバ神はそのような慣行に対する嫌悪を表明して,「わたしが命じたこともなければ,わたしの心に上りもしなかったことである」と述べておられるので(エレ 7:31; 32:35),神のみ子が神の裁きについて論じる際,偶像礼拝を事とするそのような慣行をゲヘナの象徴的な意味の根拠とすることはまずあり得ないと思われます。ヒンノムの谷は生きた犠牲者を責め苦に遭わせるというよりも,大量の死体を処分する場所になると,神が預言的な意味を込めて定められたことも注目できるでしょう。(エレ 7:32,33; 19:2,6,7,10,11)したがって,「死がいと脂灰との低地平原」について述べたエレミヤ 31章40節の言葉は,一般にヒンノムの谷を指すものと解されています。また,「“灰の山の門”」として知られる門は,この谷の東の端の,キデロンの峡谷と落ち合う所に向かって開いていたようです。―ネヘ 3:13,14。

  • ヒンノムの谷
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ヒンノムの谷

      (ヒンノムのたに)(Hinnom,Valley of)

      エルサレムの南から南西に位置している谷。現代のヤッファ門の近くから南に延び,同市の南西の角から急に東に曲がり,南側に沿って進み,市の南東の角でテュロペオンの谷およびキデロンの谷と出会っています。この谷は,「ヒンノムの子(ら)の谷」,「“谷の門”」という表現の中の「谷」(ヨシュ 15:8; 王二 23:10; ネヘ 3:13),また,恐らくはエレミヤ 31章40節にある「死がいと脂灰との低地平原」としても知られています。この谷がどんな人の名にちなんで名づけられたのかは知られていません。ヒンノムという名の意味についても同様です。―第2巻,949ページの写真。

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