-
“ダビデの都市”聖書に対する洞察,第2巻
-
-
上に挙げたこれらの聖句から,エルサレムの範囲は時がたつにつれて広がったものの,“ダビデの都市”は他と区別のつく一つの区画のままであったことがはっきり分かります。バビロンでの流刑からの帰還後でさえそうでした。市の城壁を修理した作業者に関連して,この都市の特徴となっている場所が幾つか言及されているからです。(ネヘ 3:15,16)「“ダビデの都市”の階段」は都市の南の端から下っていたようです。(ネヘ 12:37)そこで行なわれた発掘によってそのような階段の一部が現われており,岩を粗削りした一続きの階段が今でも丘のこの地点から下っています。
-