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  • メラブ
    聖書に対する洞察,第2巻
    • メラブはアドリエルに息子を5人産みます。しかし,ダビデは後にこれらの息子たちとサウルの家の他の成員二人をギベオン人に与え,ギベオン人はその7人すべてを処刑します。このことは,サウルがギベオン人を滅ぼし尽くそうとしたことに対する償いとして行なわれました。―サム二 21:1-10。

      メラブの妹がその息子たちを育てる マソラ本文のサムエル第二 21章8節によると,「サウルの娘ミカルの五人の息子,彼女が……アドリエルに産んだ子ら」と述べられています。ところが,サムエル第二 6章23節は,ミカルには死ぬまで子供がなかったと述べています。サムエル第二 21章8節のミカルの名をメラブに置き換えることによってこの難題を解決しようとした書記もいたようです。このことは,ギリシャ語セプトゥアギンタ訳(ラガルド版)と二つのヘブライ語写本のこの節では「メラブ」となっている事実から明らかであると思われます。しかし,他のほとんどすべてのヘブライ語写本中に見られるサムエル第二 21章8節の伝統的な解釈は以下のとおりです。

      ミカルの姉メラブはアドリエルの妻で,問題の5人の息子たちを彼に産みました。しかし,メラブは若死にしたので,その妹で,ダビデに退けられて子供のいなかったミカルがその5人の少年を育てること,すなわちその養育を引き受けます。それで,彼らはメラブの子ではなく,ミカルの子と言われました。サムエル第二 21章8節に関するこの見解に調和して,アイザック・リーサーによる聖書翻訳は,「サウルの娘ミカルの五人の息子,彼女がアドリエルのために育てた子ら」について述べており,その脚注は,「ミカルはダビデの妻だった。しかし子供たちはサウルの最年長の娘メラブの子であり,多分メラブの妹によって教育されたのであろう」と述べています。タルグムでは,「メラブが産んだ,(サウルの娘ミカルが育てた)彼女の五人の息子」となっています。他の要因はこの聖句が書き留められた方法に関係があるのかもしれませんが,聖書では明らかにされていません。

  • ミカル
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ダビデに不敬な態度を示したゆえに罰せられる ダビデが王として契約の箱をエルサレムに運ばせ,『亜麻布のエフォドをまとい』,熱狂的に踊ることによってエホバの崇拝に対する喜びを表わした時,ミカルはダビデを窓から見ていて,『心の中で彼を侮るようになりました』。ミカルはダビデが自分の家の者のところに戻ると,嫌味を言って自分の感情を表わし,ダビデがエホバの崇拝のために示したような熱意に対する認識の欠如をあらわにし,ダビデがみっともない振る舞いをしたと思っていることを示しました。そこでダビデはミカルを叱責しました。また,それ以後は,彼女と性関係を持たないことにより彼女を罰したようです。それで,ミカルには死ぬまで子供がいませんでした。―サム二 6:14-23。

      自分の姉の子供たちを育てる サムエル第二 21章8節の記述は「サウルの娘ミカルの五人の息子,彼女が……アドリエルに産んだ子ら」について述べており,これらの者たちは,サウルがギベオン人を滅ぼし尽くそうとしたことに対する償いとしてダビデがギベオン人に与えたサウルの家の者に含まれています。(サム二 21:1-10)サムエル第二 21章8節と,ミカルは子供を持たずに死んだと述べるサムエル第二 6章23節との間の表面的な矛盾は,ある注解者たちが採用している見解,つまりこれらの子供たちはミカルの姉であるメラブの5人の息子たちで,彼らの母親が早死にした後,ミカルが彼らを育てたという見解によって解決されるでしょう。―「メラブ」を参照。

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