-
武器,武具聖書に対する洞察,第2巻
-
-
剣は大抵,腰帯の左側につるされ(サム一 25:13),刀身は鞘,つまり剣もしくは短剣を入れる革製のケースまたはカバーに納められていました。サムエル第二 20章8節によれば,ヨアブは自分の剣をわざと鞘から抜け落ちるようにしたので,そのあと剣を改めて鞘に納めずに,そのまま手に持っていたという可能性も考えられます。人を疑わないアマサは,恐らく,その剣が偶然に抜け落ちたと思ったのでしょう。そのため,気にかけていませんでした。それが命取りになったのです。
-