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    聖書に対する洞察,第1巻
    • 行動の人であったエフタは,時を移さず精力的に指導に当たりました。彼はアンモンの王に音信を送り,アンモンがイスラエルの土地に侵入しているゆえに侵略者であることを指摘しました。それに対してアンモンの王は,その土地はイスラエルがアンモンから奪い取った土地であると答えました。(裁 11:12,13)この時エフタは,自分が単なる粗野な,教養のない戦士ではなく,歴史の研究家であること,特に神がご自分の民をどのように扱われたかに関する歴史をよく知っていることを示しました。エフタは次の諸点を提示してアンモン人を論駁しました。(1)イスラエルはアンモンにもモアブにもエドムにも手出しをしなかった(裁 11:14-18; 申 2:9,19,37; 代二 20:10,11)。(2)問題の土地は,イスラエル人が征服した当時,アンモンの所有地ではなかった。なぜなら,その土地はカナンのアモリ人の手中にあったからであり,神は彼らの王シホンとその土地をイスラエルの手にお与えになったのである。(3)アンモンは過去300年間イスラエルがその土地を占有していることに異議を唱えたことがなかった以上,今さら,どんな正当な根拠があって異議を唱えることができるのだろうか。―裁 11:19-27。

      エフタは,論争点となっているのが崇拝の問題であることを示し,問題の核心に触れました。彼はエホバ神がイスラエルにこの土地を与えてくださったこと,またそれゆえに偽りの神を崇拝する者たちには少しも与えるつもりのないことを宣言しました。エフタはケモシュをアンモンの神と呼びました。中には,これは誤りであると考える人もいます。しかし,アンモンにはミルコム神があったとはいえ,またケモシュはモアブの神でしたが,それら関連のある諸国民は多くの神々を崇拝していました。ソロモンでさえ,間違ったことでしたが,自分の異国の妻たちのゆえにケモシュの崇拝をイスラエルに持ち込んだのです。(裁 11:24; 王一 11:1,7,8,33; 王二 23:13)その上,ある学者たちによれば,「ケモシュ」とは「従わせる者,征服する者」を意味することもあります。(「ゲゼニウスのヘブライ語・カルデア語辞典」,S・トレゲリス訳,1901年,401ページを参照。)エフタは,アンモン人がこの神を,他の民を『従わせて』もしくは『征服して』自分たちに土地を与えてくれる神とみなしていたことに注意を引いたのかもしれません。

  • 戦争,戦い
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 裁き人の時代に,アンモンの王はイスラエルに対する侵略を正当化しようとして,イスラエルがアンモン人の土地を奪ったという偽りの非難をしましたが,エフタは歴史の事実を思い出させることによってそれを論駁しました。それからエフタは,『すべてエホバがわたしたちの前から立ち退かせる者を,わたしたちは立ち退かせる』という原則に基づいて,これらの侵略者たちとの戦闘を開始しました。エフタは神がイスラエルにお与えになった土地をごくわずかといえども侵入者の手に渡そうとはしませんでした。―裁 11:12-27。「エフタ」を参照。

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