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エルサレム聖書に対する洞察,第1巻
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この都市の征服は,西暦70年4月3日から8月30日までのわずか4か月と25日間で成し遂げられました。したがって,その患難は激しいものでしたが,驚くほど短期間で終わりました。市内にいたユダヤ人の理不尽な態度や行動も,多分,それほど短期間で終わったことの一因だったのでしょう。ヨセフスは死者の数を110万人としていますが,生き残った人々もいました。9万7,000人の捕虜が連れ去られ,その多くはエジプトへ奴隷として送られたり,ローマ属州の劇場で剣や野獣によって殺されたりしました。これも神の預言を成就するものとなりました。―申 28:68。
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船聖書に対する洞察,第2巻
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長方形の帆と20本以上のかいを持ち,中央には竜骨があったと思われる大型船は,地中海を渡る長旅を行ないました。モーセの時代にそのような船がすでに海を往来していたことは,エホバがモアブの平原でお与えになった警告,つまりもし不従順であるならイスラエル人は「船で……エジプトに連れ戻され」,そこで奴隷市場に売りに出されるという警告に示されています。―申 28:68。
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