ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • アビフ
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 8日目にアロンは,アビフおよびその兄弟たちに補佐してもらいながら職務を開始しました。(レビ 9:1-24)彼らは,神の臨在の栄光ある顕現の目撃者となりました。しかし,その日が終わる前のことと思われますが,「ナダブとアビフは,それぞれ自分の火取り皿を手に取って持って行き,その中に火を入れ,その上に香を置いた。そして彼らは適法でない火をエホバの前にささげはじめた。それは彼らのために規定されていたものではなかった。すると,火がエホバの前から出て彼らを焼き尽くし,こうしてふたりはエホバの前で死んだ」と記述されています。(レビ 10:1,2)彼らの遺体は,モーセの指示のもとにアロンのいとこたちによって宿営の外に運び出されました。彼らの父および残っていた兄弟たちは,彼らがこうして会衆から断たれたことに関していっさい悲嘆を表わさないよう神から指示されました。―レビ 10:4-7。

      そのすぐ後に,神はアロンに,アロンやその子らが幕屋で奉仕する時には酔わせる酒を飲まないようにという警告を与えました。それは,「死ぬことのないため」でした。「ペンタチュークとハフタラ」は,9節について注解し,「ラビたちは,ナダブとアビフの事件を,聖所での職務に携わる前に酔わせる酒を飲んではならないというこの禁止令と結び付けて考えた」と述べています。(J・H・ヘルツ編,ロンドン,1972年,446ページ)それで,彼らの重大な罪には酩酊の問題が関係していたのかもしれません。しかし彼らの死の事実上の原因は,『彼らのために規定されたものではない,適法でない火』をささげて,清い崇拝のための神のご要求に背いたことにありました。

  • 適法でない,庶出,私生
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 適法でない火と香 レビ記 10章1節ではザール(女性形,ザーラー; 字義,よその)というヘブライ語が「適法でない火」に関連して用いられています。「それは[神が]彼らのために規定されていたものでは(ありませんでした)」。しかし,アロンの息子たちであるナダブとアビフはそれをエホバのみ前にささげたので,神は彼らを火で処刑されました。(レビ 10:2; 民 3:4; 26:61)その後,エホバはアロンにこう言われました。「あなたも,共にいるあなたの子らも,会見の天幕に入るときには,ぶどう酒や酔わせる酒を飲んではいけない。死ぬことのないためである。これはあなた方にとって代々定めのない時に至る法令である。このようにするのは,聖なるものと俗なるもの,汚れたものと清いものとを区別するため,また,エホバがモーセを通して話したすべての規定をイスラエルの子らに教えるためである」。(レビ 10:8-11)このことは,ナダブとアビフが酩酊状態にあり,そのような状態のために大胆にも規定されていない火をささげたということを示しているようです。そのような火は,時や場所や,ささげる方法に関して違法だったのかもしれません。あるいは,出エジプト記 30章34,35節の説明とは違う調合の香だったとも考えられます。彼らの酔った状態はその罪の言い訳にはなりませんでした。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする