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土地所有者聖書に対する洞察,第2巻
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聖なる所 エホバの聖なる所もまた,エホバに対して『神聖なものとされた』畑のゆえに土地保有者となることがありました。すなわち,それらの畑の産物は所有者が指定した期間中,聖なる所に収められたのです。(レビ 27:16-19)所有者によって『神聖なものとされた』畑が買い戻されずに別の人のもとに売られた場合,その畑はヨベルの時に聖なる所の恒久的な所有物となりました。(レビ 27:20,21)また,所有者によって聖なる所に「奉納された」畑も,聖なる所の恒久的な所有物となりました。―レビ 27:28。
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神聖なものとする,聖化聖書に対する洞察,第1巻
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続く数節は,所有者が畑を買い戻さず別の人に売る場合について述べているようです。律法によれば,畑はその場合,ヨベルの時に聖なる所の永久所有物となります。レビ記 27章20,21節にあるこの律法について,クックの「注解」はこう述べています。「[この言葉は,]人が畑を聖なる所に奉納すると誓約した後で畑の所有権を不正に売り,その価格を着服するというような場合に言及しているのかもしれない」。あるいは,畑の使用権を保持し,年ごとの地代として請け戻しの金のしかるべき分を払うことにより,しばらくの間は誓約を果たしていた人が,その後,幾らかの現金を得るために別の人に所有権を手放したという場合に言及しているのかもしれません。そのような畑は「奉納された」ものとみなされました。その人は,聖なる所のために神聖にされたものを私物として扱い,それで商売をすることにより,その神聖さに対して不敬な態度を示したからです。
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