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かまど聖書に対する洞察,第1巻
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例証的な用法 かまどは,レビ記 26章26節で,食糧難を表わす表現の中に用いられており,こう記されています。「わたし[エホバ]があなた方の輪型のパンに通す棒を折ってしまうと,十人の女がただ一つのかまどであなた方のパンを焼き,目方を量ってあなた方のパンを返すことになる。あなた方は食べるが,満ち足りることはない」。普通の状況下なら,女性は毎日パンを焼くためにそれぞれ一つのかまどを必要としました。しかし,レビ記 26章26節は,10人の女がパン焼きの仕事にかかったとしてもすべて一つのかまどで足りるほど,入手できる食物が乏しくなる時のことを指摘しました。また,ホセア 7章4-7節は,姦淫を行なうイスラエル人をパン焼き人の炉になぞらえていますが,それは彼らの内に邪悪な欲望が燃えていたからだと思われます。
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女,婦人聖書に対する洞察,第1巻
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他の用例 神は,イスラエルが不従順になってご自分との契約を破るなら飢きんの状態が彼らに臨む結果になることを予告して,こう言われました。「十人の女がただ一つのかまどであなた方のパンを焼き,目方を量ってあなた方のパンを返すことになる」。飢きんが大変ひどくなるので,普段なら女たちは各々一つのかまどを使うのに,10人で一つのかまどしか必要ではなくなるのです。―レビ 26:26。
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