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  • 初子,長子,初子
    聖書に対する洞察,第1巻
    • エホバがご自分の民をエジプトの奴隷状態から救出された時に,初子は非常に重要な地位を占めるようになりました。エジプト人の間で初子は太陽神アモン・ラーに神聖なものとしてささげられました。この神はすべての初子の守護神とみなされていました。エホバがエジプト人にもたらされた十番目の災厄はこの神の信用を失墜させ,アモン・ラーには初子を保護する力のないことが暴露されました。イスラエル人は,子羊を殺してその血を家の戸柱と戸口の上部に掛けるように命じた神の指示に従うことにより,自分たちの初子を死によって失うことを免れました。一方,エジプト人の場合は,人間の初子も動物の初子もみな打ち殺されました。(出 12:21-23,28,29)ここで言う初子は大抵の場合,各々の家の長子のことであって,家の頭のことではないようです。もっとも,家の頭が初子であることもあったはずです。ファラオ自身は恐らく初子だったと考えられますが,彼の命は取られませんでした。しかしながら,エジプト人のすべての家に文字通りの長子がいたわけではないかもしれません。(夫婦に子供のいない場合,また長子がすでに死んでいるような場合もあったでしょう。)したがって,「死人の出ない家はなかったからである」と述べる出エジプト記 12章30節を考慮すると,滅ぼされた者の中には家の中で初子の地位を占めていた主要な者が含まれていたのかもしれません。

  • 神々(男神,女神)
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 初子の死はエジプトの男神や女神などの神々に最大の恥辱をもたらしました。(出 12:12)実際,エジプトの支配者たちは,自ら神つまりラーもしくはアモン・ラーの子であると称しました。ラーもしくはアモン・ラーが王妃と性交渉を持ったのだと唱えられました。ですから,生まれた息子は神の化身とみなされ,ラーもしくはアモン・ラーの神殿でその神にささげられました。したがって,ファラオの初子の死は,要するに,ひとりの神が実際に死んだことを意味しました。(出 12:29)これはそれ自体,エジプトの宗教に痛烈な打撃を与えたことでしょう。それらの神々は皆,エジプト人の初子を死から救えなかったのですから,全く無力な神々であることが明白になりました。―「アモン」4項を参照。

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