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  • 命
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 生命力と息 地上の生き物,すなわち「魂」の内には,活動する生命力,すなわち生き物を生かす「霊」と,その生命力を維持する息の両方があります。霊(生命力)と息はどちらも神から与えられるものであり,神はそのどちらかを取り去ることにより,生物を滅ぼすことがおできになります。(詩 104:29; イザ 42:5)大洪水の時,動物と人間は溺死しました。彼らの息は絶たれ,命の力は消失しました。それは消滅しました。「その鼻孔に命の力の息が活動していた[字義,「命の活動する力(霊)の息が[あった]」]すべてのもの,すなわち乾いた地面にいたすべてのものが死んだ」のです。―創 7:22。ロバート・ヤング訳と比較。「霊」を参照。

  • 魂
    聖書に対する洞察,第2巻
    • もちろん,『神は人の鼻孔に命の息[ネシャーマーの変化形]を吹き入れられた』という記述があるのに対し,動物という創造物に関する記述の中では,そのようなことが記されていないのは確かです。しかし明らかに,人の創造に関する記述は,動物の創造に関する記述よりもはるかに詳しくなっています。それに,創世記 7章21-23節は,箱船の外にいた「すべての肉なるもの」が大洪水によって滅びたことを説明する際に,人間と共に動物という被造物を挙げ,「その鼻孔に命の力の息[ネシャーマーの変化形]が活動していたすべてのもの,すなわち乾いた地面にいたすべてのものが死んだ」と述べています。明らかに,動物という被造物の命の息も,元々,創造者であるエホバ神に由来するものでした。

      ですから,「皆ただ一つの霊[ウェルーアハ]を持って(いる)」と述べる伝道の書 3章19-21節が示しているとおり,人の「霊」(ヘ語,ルーアハ; ギ語,プネウマ)つまり生命力も,動物の生命力と異なってはいません。

      魂 ― 生き物 すでに述べたとおり,人は『生きた魂になりました』。したがって人は魂だったのであり,自分の内部に宿る,物質ではない,目に見えない,形のないものとしての魂を持っていたのではありません。使徒パウロは,キリスト教の教えが初期のヘブライ人の教えと異なってはいなかったことを示しています。というのは,創世記 2章7節を引用してこう述べているからです。「まさにそう書かれています。『最初の人アダムは生きた魂[プシュケーン ゾーサン]になった』。……最初の人は地から出て塵で造られて(います)」― コリ一 15:45-47。

      創世記の記述を見ると,生きた魂とは地的な体と命の息が結合したものであることが分かります。「命の力の息[字義,命の霊もしくは活動する力(ルーアハ)の息]」という表現(創 7:22)は,すべての被造物,つまり人と動物の生命力あるいは「霊」が,呼吸する空気(酸素を含む)によって支えられていることを暗示しています。この生命力は,被造物の体のすべての細胞に見られます。その点については,「命」および「霊」の項で論じられています。

  • 霊
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 息; 命の息; 生命力 人間の創造に関する記述によれば,神は地面の塵で人を形造り,次いで「その鼻孔に命の息[ネシャーマーの変化形]を吹き入れられた[ナーファハの変化形]。すると人は生きた魂[ネフェシュ]になった」とあります。(創 2:7。「魂」を参照。)ネフェシュは字義通りには,「呼吸するもの」,すなわち「呼吸する生き物」と訳すことができ,人間にも,動物にも当てはめられます。ネシャーマーは実のところ,「呼吸するもの[もしくは,生き物]」を意味する語として使われており,ネフェシュ,つまり「魂」の実質上の同義語として使われています。(申 20:16; ヨシュ 10:39,40; 11:11; 王一 15:29と比較。)創世記 2章7節の記録では,ネシャーマーは,神がアダムの体に命を持たせ,人が「生きた魂」になったことを描写するのに使われています。しかし,他の句は,単に空気を呼吸する,すなわち単に空気を肺に取り入れたり肺から排出したりする以上の事柄が関係していたことを示しています。例えば,創世記 7章22節では大洪水の時に箱船の外にいた人間や動物が滅ぼされたことを描写して,「その鼻孔に命の力[もしくは,「霊」(ルーアハ)]の息[ネシャーマーの変化形]が活動していたすべてのもの,すなわち乾いた地面にいたすべてのものが死んだ」と書かれています。したがって,ネシャーマー,つまり「息」が,ここではすべての生き物 ― 魂である人間と動物 ― の内で活動している霊,もしくは生命力を描写する語であるルーアハと直接関連づけられ,もしくは結び付けられています。

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