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聖書の1番目の書 ― 創世記『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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31 次のページに掲げた表を利用して,創世記に,(イ)意義ある預言,(ロ)価値ある原則が含まれていることを示しなさい。
31 クリスチャン・ギリシャ語聖書は,創世記に記されている主立った出来事と人物のすべてに言及しています。さらに,聖書全体にわたって示されている点ですが,創世記に記された預言はまがうことのない成就を見ました。その一つ,アブラハムの胤が「四百年」のあいだ苦しめられるということは,イシュマエルがイサクをあざ笑った西暦前1913年に始まり,西暦前1513年のエジプトからの救出によって終わりました。e (創世記 15:13)他の意義ある預言とその成就の例はここに掲げた表の中に示してあります。また,信仰と理解を深める上で計り知れない益となるのは,創世記の中で最初に述べられた神の数々の原則です。古代の預言者たちも,またイエスやその弟子たちも,繰り返し創世記の章句に言及し,それを適用しました。わたしたちもその手本に倣うのがよいでしょう。そして,ここにある表を調べてみることは,その点で助けとなるはずです。
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