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警告に注意を払っていますかものみの塔(研究用)2024 | 9月
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誰が「連れていかれ」るか
15-16. マタイ 24章40,41節は,天に行くよう選ばれた人たちがずっと見張っていることの大切さをどのように強調していますか。
15 イエスは3つの例え話の前に,畑で働く2人の男性と,引き臼を回す2人の女性の話をしました。どちらの場合も,2人の人が同じ仕事をしているように見えますが,イエスは,「一方は連れていかれ,他方は捨てられ[る]」と言いました。(マタイ 24:40,41を読む。)続けて弟子たちにこう勧めます。「それで,ずっと見張っていなさい。主がどの日に来るかを知らないからです」。(マタ 24:42)イエスは乙女たちの例え話の後にも同じような警告を与えました。(マタ 25:13)これらの警告にはつながりがあるのでしょうか。恐らくそうでしょう。イエスは,天に行くよう選ばれた人たちのうち誰が良いと認められているのかがやがて明らかになるということを言っていました。本当に選ばれ,最後まで忠実を貫いた人たちだけが「連れていかれ」,イエスによって天の王国に迎えられるのです。(ヨハ 14:3)
16 ずっと見張っている。天に行く希望を持つクリスチャンであっても,ずっと見張っていないなら,「選ばれた者たち」と一緒に集められることはありません。(マタ 24:31)地球で生きる希望を持つ人たちも,イエスのこの言葉を警告として受け止め,忠実に見張り続ける必要があります。
17. エホバが天に行く人たちをいつ選ぶかについて心配する必要がないのはどうしてですか。
17 私たちはエホバをよく知るようになったので,エホバが行うことは正しいと信じています。それで私たちは,最近になって誰かが天に行くよう選ばれるとしても心配しません。c イエスがブドウ園の例え話の中で,午後5時に働き始めた人たちについて言ったことを思い出しましょう。(マタ 20:1-16)その日の遅い時間にブドウ園で働くよう招かれた人たちも,朝早くから働いていた人たちと同じ賃金を受け取りました。同じように,天に行く希望を持つ人たちは,いつ選ばれるかに関わりなく,最後まで忠実でいるなら報いを受けます。
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