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変わりゆく世界支配ものみの塔 1988 | 6月15日
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「わたしが夜の幻の中でずっと見ていると,見よ,天の雲と共に人の子のような者が来るのであった。その者は日を経た方に近づき,彼らはこれをその方のすぐ前に連れて来た。
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変わりゆく世界支配ものみの塔 1988 | 6月15日
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このようにしてダニエルは,「日を経た方」であるエホバ神ご自身が圧制的な人間の政府による悪政を排除することを予告するのに用いられました。エホバは,人類が想像だにし得なかった優れた政府 ― 天から権力と権威を行使する,目に見えない王国をもってそうした悪政に代えられるのです。しかし,その王国を与えられる「人の子のような者」とはだれでしょうか。
それについては疑問はありません。イエスはご自分が「人の子」であることを明らかにされました。またご自分の臨在の時を,「人の子がその栄光のうちに到来し,またすべてのみ使いが彼と共に到来する」時と描写されました。(マタイ 25:31)ユダヤ人の大祭司がイエスに,「神の子キリスト」なのかどうか法廷に告げるよう要求した時,イエスは次のようにお答えになりました。「あなた自身がそう言いました。それでも,あなた方に言っておきますが,今後あなた方は,人の子が力の右に座り,また天の雲に乗って来るのを見るでしょう」。a ―マタイ 26:63,64。
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