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野外奉仕のための集会王国宣教 1984 | 12月
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野外奉仕のための集会
12月3日-9日
「新世界訳聖書」を提供する
1. 「会話するための話題」を復習する。
2. 聖書を読むことのどんな益を話したいか。
3. その他どんな特色を強調するつもりか。
12月10日-16日
異なった見解に対処する
1. 家の人が話す様々な見解から何を学ぶことができるか。
2. 反対の意見に対して論争すべきか。
3. 今考えたことを会話にどのように生かせるか。
12月17日-23日
「どなたですか」に答える
1. ドアを開けることにある人々が用心するのはどうして理解できることか。
2. どんな応じ方をすれば,彼らはドアを開ける気持ちになるか。
12月24日-30日
弟子を作るために訪問する
1. 再訪問の際どのように自己紹介するか。
2. 家にあがるようにとの招きを多くの場合受け入れるほうが良いのはなぜか。どのように受け入れるか。
3. 初めの数回の訪問では,そこにいる時間をどれほどにすべきか。なぜ?
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神の言葉は力を及ぼす王国宣教 1984 | 12月
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神の言葉は力を及ぼす
1 幾世紀にもわたって,聖書が幾百万もの人々の生活に実に強力な影響を及ぼしてきたのはなぜでしょうか。一つの理由は,聖書には人間の創造者からの指示が含まれているということです。(詩編 19:7-11; 119:105)聖書の筆者たち自身が,聖書は彼らの努力によって出来上がったものではなく,神の霊感によるものであると証言しています。(サムエル第二 23:2)彼らは,聖霊によって導かれた通りに書いたのです。―ペテロ第二 1:20,21。
2 聖霊の導きのもとに書かれた言葉を研究して適用する時,それらの言葉がわたしたちの生活に力を及ぼすことに気づきます。そのことは,神の言葉と調和するため大勢の人々が生活を大きく変化させるよう動かされてきたことから分かります。幾千人もの人々が神の言葉によって影響を受けて,自分の命をエホバにささげ,エホバのご意志を行なってきました。
わたしたちの生活に及ぼす力
3 神の言葉はわたしたちの生活に力を及ぼしますか。わたしたちは「ひたすらみ言葉のことに携わる」べきですし,み言葉についてさらに多くを学ぶよう他の人々を助けることに熱心であるべきです。(使徒 18:5)パウロはこのように書きました。「神の言葉を受けた時,あなた方はそれを,人間の言葉としてではなく,事実どおり神の言葉として受け入れ(ました)。それはまたあなた方信じる者の中で働いています」。(テサロニケ第一 2:13)この確信を得るためには,神の言葉を注意深く研究することが必要です。神の言葉は,パウロを動かして努力を要する宣教旅行を始めさせ,キリストについての良いたよりを宣べ伝えさせたように,確かにパウロの生活の中で働いていました。―ローマ 15:19。
4 神の言葉がわたしたちの生活に力を及ぼすためには,その言葉が教えている事柄を知って適用しなければなりません。(ヘブライ 4:12)神の言葉の与える指示を無視することを選ぶ人たちがいます。(エフェソス 4:25-32)しかし,聖書の指示に従う人々は,創造者とのすばらしい関係を楽しみます。
他の人々を助ける
5 あなたは,聖書はほんとうに神の言葉だろうかと尋ねる人々に会ったことがありますか。賜物を与えられた筆者のペンによるという意味で「霊感を受けた」と言えると述べる人たちがいますが,その人たちは聖書が実際に神からのものであることを疑っています。他の人々同様そのような人たちは,聖書を調べ,それが実際に真理かどうかを試してみるべきです。(ヨハネ 17:17)その理由で,「新世界訳聖書」と「最善の生き方」または「ヤコブの手紙の注解」のいずれか1冊に雑誌2冊と「見よ!」の小冊子を添えて提供することは,その人たちがそうした調査をするのに必要なものを備えることになります。寄付額はわずか1,500円です。
6 文書の配布だけが大切なのではありません。問題は,わたしたちの場合同様,神の言葉が有益な力を及ぼして,その人の生活や家族に影響を与えるよう一層多くの人々を助けることができるかということです。「幸福な将来のためのどんな希望がありますか」という会話するための話題は適切なものです。聖書は,確かな希望を与え,将来を正確に予告する唯一の書だからです。ヨハネ 17章3節はわたしたちの希望には永遠の命が含まれることを示していますし,ヨハネ 17章17節でイエスは神の言葉は真理であると保証しておられます。
7 質問を用いて家の人を会話に含め,幸福な将来が可能であることを悟るように助けてください。例えば,次のように尋ねることができるでしょう。「ヨハネ 17章3節でイエスが永遠に生きることについて語っておられることをご存じでしたか」。あるいは,ヨハネ 17章17節について述べる際,このように言えます。「これまで生存した他のだれよりも多くの人々を教え,影響を与えた人が真理の源は神の言葉であると述べられたことをご存じでしたか。その教え手はイエスですが,このように言われました。[読む]」。
8 12月中わたしたちには,「地上での生活を永遠に楽しんでください」のブロシュアーを100円の寄付で提供する機会もあります。このブロシュアーは,字を読むのが困難な人たちの関心を特に引くことでしょう。また,多くの家族は子供たちと話し合うのにこのブロシュアーを喜んで求めることでしょう。このブロシュアーは,それらの人々が王国についてより多くのことを学び,地を楽園にするとのご意志をエホバがどのように果たされるかを知るよう助けることができます。
9 関心を持つ人々は,聖書を学び,聖書がほんとうに神の言葉であることを確信するようになる必要があります。わたしたちは,そのことを思いに留めて聖書の話し合いを始めるようにすべきです。もしその人が聖書が霊感を受けたものであることを確信していなければ,再訪問の際にそのことを話せるでしょう。―『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』や「聖書はほんとうに神のことばですか」を参照してください。
10 真理を学び,聖書が神の霊感を受けたものであることを確信することによってのみ,誠実な人々はその導きに従うよう動かされます。そして,それによって永遠の命に至るのです。(箴言 2:1,20,21)わたしたちは,自分の分を果たすなら,神の言葉の影響力が区域で増大し,新しい人たちが信仰に対して従順な態度を取るようになるのを見ることでしょう。―使徒 6:7。
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開拓者の隊伍は遂に2万人を超える!王国宣教 1984 | 12月
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開拓者の隊伍は遂に2万人を超える!
恐れずに語った9万3,000人余の伝道者
1985奉仕年度は何と目覚ましい開拓者精神をもって始まったのでしょう! 9月から,昨年を上回る1,814人の開拓者が新しく加わり,合計2万935人の開拓者が活発な活動を報告したのです。それに加えて大勢の方々が補助開拓奉仕に参加し,伝道者総数の40%にあたる3万7,524人が開拓奉仕者として働きました。
伝道者数はどうでしたか。8月の報告をほとんど1,000人上回る9万3,015人が9月中,神の言葉を恐れずに語りました! これは昨年の平均を6%,昨年9月の報告を12%上回るものです。このほかに,時間,雑誌,再訪問の分野でも優れた最高数が報告されました。「良いたより」はまさに「実を結んで増大」しています!―フィリピ 1:6。
今後の月々,寒い野外で働くことにはいつもより努力が必要になるとはいえ,わたしたちは,「もし良いたよりを宣明しなかったとすれば,わたしにとっては災いとなるのです!」と述べたパウロと同じ決意を抱いて,毎月,毎週宣べ伝えましょう。(コリント第一 9:16)そして,一人一つの研究を増やす目標を引き続き追い求めましょう。
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会衆を支持する,わたしたちの役割王国宣教 1984 | 12月
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会衆を支持する,わたしたちの役割
1 『あらゆる人が救われること』はエホバのご意志です。(テモテ第一 2:3,4)事実,クリスチャン会衆は,それぞれが異なった能力や個性を持つ多種多様な人々から成っています。わたしたち各自には,他の人たちが霊的に成長し,信仰に強くとどまるように助けるため何ができるでしょうか。
2 わたしたちの状況がどのようなものであっても,わたしたち各自は他の人々にとって励ましの源となり得ます。個人としてわたしたちは,エフェソス 4章16節に一致して「必要なもの」を備えることにあずかれます。
必要なものを与える
3 その節で強調されている二つの重要なものは,会衆を築き上げるのに役立ちます。それは,協力と愛です。他の人の益のため自分を広げるには目ざとい努力が必要です。各会衆には,毎月宣教に携わるために助けを必要としているかもしれない人たちがいます。あなたは助けることができますか。野外奉仕に伴えない小さな子供たちがかなりいる場合,親たちは交替で子供の世話をして互いに助け合えます。親は,子供たちが戸口から戸口の宣教で使えるふさわしい提供の仕方を率先して教えるべきです。あなたは,簡潔な雑誌の提供方法を用いるように子供を教えましたか。子供が読むことができるなら,聖句を読んで提供することを教えましたか。そのような努力は,会衆に対するあなたの愛と支持の表われです。
4 必要なものを与えるため,ほかにどのようなことができますか。あなたは,共に働く人の
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