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  • 占星術はクリスチャンのたよるべきものですか
    目ざめよ! 1970 | 3月8日
    • クリスチャンは占星術をどう見るか

      では,占星術がしだいに流行するのを見てクリスチャンはどうすべきですか。ローマ帝国内に住んだ初期クリスチャンの態度を手本にすることができます。

      占星術はローマ帝国でもはやっていました。ジェームズ・ヘイスチング編「宗教・倫理百科事典」第4巻はこう述べています。「これら外来の占い者のうち最も影響力があったのはカルデア人であった。彼らは後に数学者とも称されたが,バビロニア占星術の教師であり,十二宮図を用いて人の運命を予告し,……また,天体の動きを基にして将来を予想した。これら占星術者は紀元前139年に初めてローマとイタリアから追放された。……しかしそれによって占星術者の活動が著しく減退したわけではない。彼らの常客の中には高位の人々が含まれ,皇帝たちさえ彼らの秘術を利用したからである」。

      ローマ人の間で流行していても,初期のクリスチャンはそれとなんらの関係を持たなかったでしょう。クリスチャンとなる以前には占いその他の心霊術と関係していた者も多くいました。クリスチャンとなったとき,彼らは心霊術から離れ,偽りの宗教に付随したものすべてを捨てたのです。「魔術を行なっていたかなり多くの者は自分たちの本を集め,すべての人の前でそれを焼いた」としるされています。(使行 19:19,新)このとき焼かれた本の中には占星術関係のものもあったでしょう。星占いは当時一般に行なわれた占いの一種であったからです。

      これはまさに適切な処置でした。しるされたみことばを通じて神からの霊的な食物にあずかるクリスチャンは,『神の食卓にあずかる』者です。占いをもてあそんで『悪霊の食卓にもあずかる』ことがどうして許されるでしょうか。

      クリスチャンが占星術にたよるとすれば,不従順なイスラエル人と同じ立場に身を置くことになりませんか。占星術の根拠であった偽りの神々,つまりバビロニアの星の神々にたよることではありませんか。そして,創造者の嫌悪された偶像崇拝的な偽りの宗教が生み出したものの信奉者となることではありませんか。―黙示 22:15。

      占星術が偶像を崇拝したバビロンの宗教に由来し,心霊術と結びついていることを考えれば,真のクリスチャンはどうしてこれを是認できるでしょうか。初期クリスチャンのひとりである使徒パウロは,この問題で取るべき態度を次のように述べました。「不信者とつり合わないくびきをともにしてはならない。正義と不法になんのかゝわりがあるのか。また,光とやみになんの交友があるのか。エホバは言われる。『それゆえ,彼らの中から出てゆき彼らから離れよ。汚れたものに触れることをやめよ』」― コリント後 6:14,17,新。

      クリスチャンになろうとする人は占星術から離れていなければなりません。しかしこれは,将来を知る方法がクリスチャンにないという意味ではありません。実際には,将来の重要な事柄について知る方法があり,しかもそれははるかに信頼できるものなのです。

  • 学ぶ決意
    目ざめよ! 1970 | 3月8日
    • 学ぶ決意

      ◆ 「とこしえの命に導く真理」の本が不足していた時のこと,アメリカ,オハイオ州に住むひとりのエホバの証人は,近所の婦人と家庭聖書研究を始めました。その証人は自分の「真理」の本しか持っていませんでした。そこで証人は,関心を持つその婦人に予習してもらうため,自分の本を毎回貸すことにしました。こうした事がしばらく続いた後,婦人は本を数日のあいだ借りました。聖書研究を司会するため,婦人の家に行った証人は驚きました。その婦人は,「真理」の本が手にはいるまで自分の勉強用の本が手もとにあればよいと考えて,「真理」の本の多くを質問欄も含めて手で書き写していたからです。たしかに,この婦人には神の真理を学ぼうという堅い決意がありました。

      ― エホバの証人の1970年度年鑑より

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