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  • 正しい業に富みなさい
    ものみの塔 1955 | 11月1日
    • 満足して希望に充ちています。ヱホバとキリストを知つてから,その真理の水を他の人に与えることは,永遠の生命を意味します。『施しを好むものは肥え,人を潤す者はまた利潤をうく。』そのような仕合わせな人は,いまヱホバの御言葉を学び,それを他の人につげ,ヱホバのいましめに従い,清い生活をなし,組織的に伝道し,正しい業に富みます。そして,満足を与える業で全く充ち溢れる真実の生命をしつかりとつかみます。かくして,大いなる神である創造者ヱホバに永遠の讃美を捧げます。―シンゲン 11:25。ヨハネ 17:3。

  • その9 証者の戦後の再興
    ものみの塔 1955 | 11月1日
    • ことができました。かつて死んだ状態のような証言の業も,神の力ある活動力によつて再び生き返えされ,この世の人々をアッと驚かせました。―黙示 11:11。

      これら油そそがれたヱホバの証者の残れるものたちは,真の崇拝,真のキリスト教を再興する大きな業に取りかかつていました。イエスの最後の使徒が西暦100年頃に死んだときから,バビロンの偽りの宗教思想は,真の崇拝を深く掩い包んでいました。キリスト教国の背教した牧師の集団制度は,『不法の人』となつて,人々を真暗やみに押し込めていました。背教して有名無実となつていた教会のバビロン的腐敗した教えから,ヱホバの民は,1870年から1918年にかけて,その基礎的宗教思想を徐々に変えてきたとは云え,まだまだ,誤つた考えの汚れた絆のもとにつながれていました。また,キリスト教国に入り込んでいた異教の伝統からの慣習からぬけきつては居りませんでした。たとえば,1918年のやみのときの頃まで,最高の神のこれらの証者は,所謂『精神修養』にまだ力を注いでいました。そして,被創造物崇拝に可成りふけつて居り,地的の政治政府を,神から力を授与されている『上にある権威』として受け入れていたのです。(ロマ 13:1)その当然の結果として人への恐れ,特に政治統治者への恐れに捕われていました。またクリスマスと云つたような異教の休日を祝し,クリスチャンの献身の徴として十字の象徴も用い,ヱホバの御名を勇敢にかかげることもしませんでした。制度の面から見ると,地方会衆政体という民主的方法にならつていたのです。一般に,各人は自分の目に正しいと映ずることを行うという有様でした。ものみの塔協会のもとに,地の数多くのところから,油そそがれたものを集める業は,当時のクリスチャンをともかく互に交際させていましたが,彼らは更に力強い再興を希い願つて居りました。

      1919年及びそれ以後,すべてのことは,輝しい,そして神から祝福された将来へと転じ始めました。1914年から1918年に亘つて,異邦諸国から受けた殆んど致命的と云える傷から,油そそがれた証者が再び生命を取戻したことについては,前号のその8で詳しく述べてあります。再興されたクリスチャン社会として,彼らは妥協していた罪及び偽宗教の汚れについて告白しました。それらクリスチャンは以前の慣習を悔い改め,行いを変えたい願いを示し,ヱホバの許しを乞いました。制度の面から言つても,彼らがかつて妥協していた罪を悔いていました。たとえば,世の検閲官を喜ばすために,『聖書の研究』の第7巻,即ち『完結せる奥義』の247頁から253頁を削除したことなどです。また1919年5月30日を祈願の日とするように,1918年の4月2日付でアメリカ議会が要請し,つづいて5月11日付で大統領ウイルソンが宣言したとき,『ものみの塔』もその読者にその祈りの日をすすめたこともあります。またこの世の政府の機嫌を気にしたり,宗教と関係ない企業に手を出したりしたことの罪を悔いていました。彼らクリスチャンは一団となつて次のように告白していました。『我ら親たちとともに罪を犯せり,我ら邪しまをなし,悪しきを行へり。』『ヤコブを奪はせし者は誰ぞ,かすむる者にイスラエルをわたしし者はたれぞ,これヱホバにあらずや,われらヱホバに罪を犯し,その道をあゆまず,その律法にしたがうことを好まざりき』(詩篇 106:6。イザヤ 42:24)1919年8月1日と15日号の『ものみの塔』の記事は,『恐れなきものは幸福なり』という心励ますものでしたが,これは忠実な残れるものから『人への恐れ』という絆を全く追放させました。このようにして残れる者は,許るされた民,清められた制度,悪魔の古い世の制度から解放された新しい国民として立ち上りました。ヱホバからの怒りの短かい一時も過ぎその怒は彼らの上から取り払われ,今後の奉仕もヱホバにより受け入れられることを知つて,彼らクリスチャンは欣喜雀躍としていました。―イザヤ 12:1。1914年以来イエス・キリストは,新しく誕生した天の御国の神権の王として統治していますから,この地上での彼の民にも,もはや弱い結合は許されていません。故に1919年のヱホバの証者の再興は,1917年から1919年の危機の訪れた前の40年に証者が達成したものに向つて為されたのではありません。そうではなく,初代会衆の時代に存在していた神権制度を目指して再興の業はなされて居りました。(つづく)

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