-
今日の真の宗教の回復ものみの塔 1954 | 5月15日
-
-
結果生じる重さと圧力にたいして,制度は支えることができなければなりません。偽りの宗教を去つたばかりの人々は,間ちがいや腐敗を持ちこむかもしれませんが,新しい世の社会は堅固になつて,そのような間ちがいや腐敗に対抗すべきです。制度に入る者は,偽りの教えや,悪い考えや,行いを持ちこむことはできません。そうです,そのようなものは,脱ぎすてた,汚い,悪臭を放つ衣服として外になげ捨てておくべきです。彼らには,その身分をはつきり示す清い衣服が与えられます。これらの戻つてくる捕われ人にたいして,唯一人として妨害すべきではありません。彼らをうけ入れるための準備を広げることや,彼らを仕事につかせることに反対してはなりません。遠くからくるこれらの子供たちをよく世話しなさい。将来にもつと多くの人が来るでしよう,そして彼らは長い間 ― 少くとも1000年の間神の奉仕に従うでありましよう。それですから,回復された残れる者は,彼らが『やすらかなる居所』に来るのを,いま歓迎しています。『われらの節会の邑シオンを見よ,なんじの目はやすらかなる居所となれるエルサレムを見ん,エルサレムはうつさるることなき幕屋にしてその杙はとこしえにぬかれず,その繩は一すじだに断れざるなり。ヱホバわれらとともに彼処にいまして稜威をあらわし給わん。』(イザヤ 33:20,21)それは永遠の幕屋であつて,敵の力によつて決して動かされないでしよう。町は建てられ,砂漠には花が咲くでしよう。町とは義しき者たちの会衆であり,ヱホバを讃美するために設立されています。砂漠のところとは,荒漠とした状態であつて,水を注ぐために真理の伝道を必要とするものです。そうすれば,生長することができます。多くの水は必要です。そして荒漠とした場所はその水を得ております。そのすばらしい増加を見てごらんなさい! 昔しに真の宗教がなかつたある国々を考えてごらんなさい! 過去10年の間,宣教者や他の人たちはそれらの国々で働いていますが,いまでは繁栄する町々(会衆),バラのように花の咲いている砂漠,正義の実を産出する葡萄,正しく植えられ生長する木がそれらの国々に見られるのです。
25 真の宗教は回復され,そしてその実を結ぶ大いなる仕事は続いています。見知らぬ者であつても,その道を失うことはありません。『かかる人はヱホバの法をよろこびて,日も夜もこれを思う。かかる人は流れのほとりにうえし樹のごとし。』(詩 1:2,3)『義しき人の果は,生命の樹なり。』(シンゲン 11:30)『彼らは久しく荒たるところをつくろい,古えより廃れたるところをおこし,荒れたる町々をかさねて新にし,世々すたれたる所を再び建つべし。(イザヤ 61:4)油そそがれた残れる者と『大いなる群集』は今日何というすばらしい仕事をしているのでしよう! しかもこれは再建予定のごく初まりにすぎません,というのは新しい世の建設の仕事は1000年間続くからであります。
26 大いなる「破れの修繕者と道の回復者」の仕事に,誰が今日分け与つていますか? そして,どのように?
26 主イエスは,彼の忠実な油注がれた者を用いて,大きな破れを直し,そして長い年月の間戦いまたくるしみを受けましたが,父の聖名をあがめる真の清い宗教を回復しています。本道は大いなるバビロンを逃れるすべての人が歩むのに自由であつて清く明白なものです。それですからあなた方は破れたものの修繕者,住めるようにするための路の回復者と呼ばれるであろう。』ヱホバと私たちの主イエス・キリストを知る時に,真の宗教は産出されます。真の宗教はヱホバとイエスを讃美し,あがめ,そして私たちは信仰をもつて,神の御意を行うのに,全く心からよろこんで従うのであります。そのようにしている人々は,希望を持ちます。そして生命の希望は私たちをヱホバと彼の子に固く結びつけます。それですから,真の宗教に分けあづかりなさい。そして他の人達をも助けて同じく真の宗教に分けあづけさせなさい。それは彼らの永遠の福利のためであり,ヱホバの名前にほまれを捧げるためであります。
-
-
素晴らしい西サモアの増加ものみの塔 1954 | 5月15日
-
-
素晴らしい西サモアの増加
西サモアの小さな島々の人口は,わずか8万人ですから,話しは早く伝わります。特に御国の良いたよりの場合に早く伝わります。1952年の4月に,一人の兄弟は真理を語り始めました,そしてまもなくして10人は同じ音信を伝道していました。4ヶ月の後には,その小さな群は19人に増えました。そして,最初の伝道者が別の土地に行つて後に,1953年1月に最初のサモアの会衆は生まれました。
-