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  • 恐れずにエホバに奉仕する
    ものみの塔 1965 | 6月15日
    • エホバの証者を仕事に雇うこと,埋葬することなどを禁じました。この発表があってからある親切な人は,不幸のあった家におくやみに行きました。その人は土地の習慣どおり,くさぐさのおいしい物をかごに入れてもっていきました。しかしすぐに追いかえされました。人々はエホバの証者や,エホバの証者と交わる人とかかわりをもちたくなかったのです。別の兄弟は妻と一緒に親せきの葬式に行くつもりでバスに乗りました。そのバスには同じく葬式に行く親せきの者や友だちが乗っていました。しかしふたりはバスから降ろされ,ほかに乗物がないので葬式に参列することができませんでした。そればかりではありません。ある兄弟は,正教会を侮辱した,という不当な非難をあびせられ,3ヵ月の懲役刑を言い渡されました。兄弟たちは,信仰を捨てるようにと言われました。捨てなければ職を取りあげられ迫害されます。ある兄弟は投獄されました。警官におどかされた兄弟も少なくありません。また,エホバの民の悪口を言い,組織を偽り伝えるために新聞,ラジオ,その他多くの手段が用いられました。

      こうして告発されたり,非難されたり,迫害されながらも,兄弟たちは年の聖句に一致して勇敢に行動しました。迫害も彼らの奉仕を停滞させたり,全能の神を忠実に崇拝することをやめさせることはできませんでした。多くの正直な人々は,エホバの証者の忠実さに興味をもち,同時に自分たちの指導者を非難するようになりました。決議を少しも心にとめない人もいました。ある人は兄弟に,「私はあなたの家で食事をして,牧師がどうするかみてやろう」と言いました。また,「牧師たちがごたごたを起こすのは,政府のご機嫌をとるためだ。彼らが教会のためを思ってそんなことをしているとでも思いますか」と言った人もあります。エホバの民については,「彼らは大酒したり,盗んだり,すぐに怒ったりしない」と言われています。エホバの証者についてよいことをいう人が少なくないということは,平和を愛する人たちが少なくないことを物語っています。私たちはこういう人たちがひとりでも多く,真理の知識で養われることを願っています。

      この遠い国の私たちの兄弟は,使徒行伝 5章39節のガマリエルの次の言葉から慰めを得ています。「しかし,もし神から出たものなら,あの人たちを滅ばすことはできまい。まかり違えば,諸君は神を敵にまわすことになるかも知れない」。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1965 | 6月15日
    • 読者からの質問

      ● イザヤ書 14章12節から14節の適用について説明して下さい。これはサタン悪魔にあてはまりますか。

      イザヤ書 14章12節には次のように書かれています。「黎明の子,明けの明星よ,あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ,あなたは切られて地に倒れてしまった。あなたはさきに心のうちに言った,『わたしは天にのぼり,わたしの王座を高く神の星の上におき,北の果なる集会の山に座し,雲のいただきにのぼり,いと高き者のようになろう』」。

      イザヤ書 14章12節から14節が最初に適用されるのはサタン悪魔ではなく,ネブカデネザルから始まってナボニドスとベルシャザルで終わるバビロニアの王朝です。この王朝は,自分自身を高くあげ,古代の世界で明るく輝いた「バビロンの王」として4節に述べられています。バビロンの王朝がとくに望んだことは,エルサレムの王座に座した歴代の王より自からを上位にあげることでした。ダビデの王統から出る王たちは聖書の預言の中で星にたとえられました。そしてその王らがエルサレムで,「エホバの座」と呼ばれた王座に座したとき,彼らには輝きと,王者にふさわしい栄光がありました。そこでバビロン王は,イスラエルの王たちをれい属させ,最後に彼らを王位からひきおろすことを望んで,心のうちに言いました。エホバの天にのぼり,自分の王位を象徴的な「神の星」の上にあげ,イスラエル人が彼らの神に会った北の山の上に座そうと。この方法でバビロンの王は,自からをイスラエルの神の上にあげ,イスラエルの神に挑戦するかにみえました。ネブカデネザルがエルサレムで,「神の星」を退位させ,「エホバの座」をくつがえしたとき,それは彼自身にとっても,異教の世界にとっても,自からを天高くあげたかに見えたことでしょう。(マタイ伝 11章23節と比較してください。)したがって,シオンもしくはエルサレムに対してなしたことにより,「黎明の子,明けの明星」となったのは「バビロンの王」でした。しかし西暦前539年にバビロンが倒れたとき,このバビロン王朝の王たちは王位からおろされ,切り倒されました。ですからイザヤが彼らのことを,「あなたは切られて地に倒れてしまった」と言ったのは正しいことでした。

      しかしイザヤ書 14章12節から14節は2番目に,偽りの宗教の世界帝国である現代の大いなるバビロンの王サタン悪魔に適用されます。1914年,サタン悪魔は自分の位を,神の子イエス・キリストに与えられた王位の上に上げようとしました。しかし,1914年から1918年までに

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