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信仰のために力をつくして戦うものみの塔 1966 | 1月15日
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の最後は永遠の滅びです。真の崇拝を行なう人はこの警告を心におさめ,一しゅんでも,そのような滅びに定められた人の誘惑に耳を傾けてはなりません。彼らを退けなさい。「信仰のために戦い」なさい。神が,神に献身した者を試みから救い出す方法をご存じのことは確かです。しかし神はいつも私たちを試練から出されるとはかぎりません。なぜなら神はその試練をとおして私たちをためされるからです。神が正しい者を試練から救い出される方法は,ご予定の時に,不信仰な者を断ち滅ぼすことです。神は試練をもたらす者たちの活動を押えられます。
23 私たちは何に疲れてはなりませんか。どんな報いを望んで?
23 悪い人々が将来いつまでわたしたちに試練を負わせつづけるかは,わたしたちにはわかりません。しかしわたしたちは,「この御国の福音」の伝道にうみ疲れることなく,常に不信仰な人々を退けてゆかねばなりません。そうすれば,神が不信仰な者を断ち滅ぼされるときに救いを受け,生き残って,悪の清められた新しい秩序にはいることができるでしょう。その時がくるまで,わたしたちは信仰のため力をつくして戦いつづけ,決して警戒を怠ってはなりません。
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不信仰な者にのぞむ神のさばきものみの塔 1966 | 1月15日
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不信仰な者にのぞむ神のさばき
「見よ〔エホバ〕は無数の聖徒たちを率いてこられた。それはすべての者にさばきを行うためであり,また,不信心な者が,信仰を無視して犯したすべての不信心なしわざと,さらに,不信心な罪人が主にそむいて語ったすべての暴言とを責めるためである」― ユダ 14,15〔新世〕
1,2 多くの人はどんなことを考えるのを好みませんか。この点にかんしてある国会議員は,人間の裁判所についてなんと言いましたか。
多くの人は宇宙の最高法廷つまり人間の最高裁判所より高い法廷のあることを知らされるのを好みません。そういう人たちは,次の事実,すなわち人間は身分のいかんを問わずみな,全人類をさばく最高の審判者である全能の神,「全地をさばく者」であられるエホバ神を尊敬しなければならない,ということを正視したくないのです。(創世 18:25)また,「あなたは国のうちに貧しい者をしえたげ,公道と正義を曲げることのあるのを見ても,その事を怪しんではならない。それは位の高い人よりも,さらに高い者があって,その人をうかがうからである。そしてそれらよりもなお高い者がある」と聖書に書かれているように,もし不信仰な行ないをすれば,この宇宙のさばき主が見ておられる,というふうに考えるのを好まない人も少なくないでしょう。―伝道 5:8。
2 たしかに一般の人々は,この事物の制度の中で,どんなに高い司法上,政治上の地位にいる高官よりも高い審判者がいて,私たちすべてを見ておられるということを知らされるのを喜びません。1963年11月13日のニューヨーク・タイムス紙が伝えた,アメリカの国会議員の言葉は,この点に関連して興味深いものがあります。アメリカでは教会と国家は分離しています。合衆国最高裁判所の首席判事は,その世俗の裁判所の判事席の上方
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