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結婚生活の門出を良いものにする目ざめよ! 1974 | 8月8日
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は,神のみまえにその快さを失うことがありません。今は信じにくいかもしれませんが,こうした特質は,結婚式の日よりも,何十年もの歳月がたったあと,夫をして妻を愛させるものです。
「賢い妻」
「箴言 31章10節から31節(口)には,『宝石よりもすぐれて尊い』『賢い妻』のことが述べられています。すべての妻たる人,とくに新婚の人は,この部分を注意深く調べてごらんになるとよいでしょう。14節から要点だけを取り上げてみましょう。
「彼女は『商人の舟のように,遠い国から食糧を運んでくる』。あなたの奥さまが,買い物車を引いて,いろんな店で安い物をさがしながら遠くからやってくるところをわたしは想像することができます。物が絶えず高くなっている今日ではこれは必要なことです。
「15節と17節は彼女が『まだ夜のあけぬうちに起きて,その家の者の食べ物を備え……力をもって腰に帯し,その腕を強くする』ことを指摘しています。家をいつもきちんと清潔に整え,子どもたちの世話をし,おいしくて経済的な食事を時間通りに準備すること以上に女性の力を要求するものがほかにあるでしょうか。そのうえに,ボタンつけやくつ下の繕いやその他良い主婦に要求されるいろいろな事がらがあります。主婦はほんとうに大仕事をかかえています。
「しかし神のことば聖書の助言を生活に生かす妻には大きな報いがあります。30節〔新〕はこう述べています。『あでやかさは偽りであり,美しさはつかのまである。しかし〔エホバ〕を恐れる女はほめたたえられる』。なんとすばらしい報いでしょう。エホバを恐れていることが行動に表われる女性は,夫から,知人から,そして最もたいせつなこととして神ご自身からほめられます」。
幸福な結婚生活のための助言は得られる
エホバの証人がこうした問題について助言を得る機会は,結婚式の話を聞くときだけではありません。彼らの雑誌,書籍,冊子などは,結婚および家族の互いに対する責任について絶えず取り上げています。最近「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌にのせられたこの種の記事としては,「あなたの結婚には神が関係していますか」,「かしらの権に対する,女性の敬意 ― どのように表わされるか」,「離婚は問題に対する答えとなりますか」などがあります。
エホバの証人はこの種の記事を個人で読むだけでなく,会衆の集会でもたびたび勉強します。実際につい最近も「ものみの塔」誌にのった,「あなたのお子さんはキリストの弟子となっていますか」,「子どもの訓練に喜びを見いだす」という記事をいっしょに勉強しました。あなたはお近くの王国会館で行なわれるそのような聖書の勉強会に出席するのをお望みでしょうか。もしそうでしたら心からご招待致します。またいつでもご遠慮なく,エホバの証人にご連絡ください。
よい出発をすることは,結婚における健全で永続的な関係の重要な要素です。結婚して何年にもなる人びとでも,聖書の原則に従うなら,その結婚生活と家族生活はより幸福でより意義のあるものとなります。
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不義の性関係は命取り目ざめよ! 1974 | 8月8日
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不義の性関係は命取り
● 不義の性関係は心臓に障害を起こして命を取りかねない。レオノール・R・ゾーマン博士によると,夫婦間の性関係は,「二階まで階段を登る,あるいは道を速く歩く程度の精力を要するにすぎない」。しかし不義の性関係は,行為の質についての心配だけでなく,罪悪感からくる感情的圧力も原因となって心臓に大きな負担をかける。日本人が行なった一調査の示すところによると,性行為中の急死10件につき8件は,不義の性行為が関係していた。
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