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神を賛美するために組織されるものみの塔 1973 | 10月1日
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もとにある,その32ページの第3節は,私が一番感銘を受けた一節ではないかと思います。この節は,今確かに存在する状況に次のように注意を引いています。『現代の世代の人びとは時として,自分たちが今成し遂げている事がらだけを考えます。しかし実際のところ,エホバの証人の現代の世代の人びとは,何年も前に忠実な福音宣明者たちが行なった事がらの上に物事を築いているのです』。それはなんと真実なのでしょう。『1973年度の年鑑』の編集の仕方は,『真理において日の浅い者』である私たちが,『真理においていっそう年を経た兄弟たち』を別の見地から見,彼らを単に『年老いた友人』もしくは『年老いた兄弟姉妹』などとみなさないようにする助けとなります」。エホバのしもべたちはおのおのエホバの組織の中で自分の場所を持っており,おのおのエホバにとって貴重な存在です。また,彼らすべてのなすべきわざがありますし,聖書は,わたしたちが『主の業においてなすべき事をいっぱい』持ち,それがだれでも行ないうる最も価値あるわざであることを知るよう勧めています。(ゼカリヤ 2:8。ハガイ 2:7。コリント前 15:58,新)一致団結した集団であるエホバの証人は,エホバに賛美をもたらすために組織されてきたことを感謝して,全地にわたって引き続き自分たちの天の父をほめたたえてゆきます。
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その民とともにエホバを賛美しなさいものみの塔 1973 | 10月1日
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その民とともにエホバを賛美しなさい
「わたしは生涯を通じてエホバに歌いましょう。生きているかぎり,わたしの神にほめ歌をうたいましょう」― 詩 104:33,新。
1,2 (イ)「新しい歌」とは何ですか。ある人びとはその歌にどのように答え応じてきましたか。(ロ)考慮に価する個人的な質問のいくつかを挙げなさい。
エホバは,今日全地で聞こえる歌の中で賛美されています。いいえ,レビ人がそれを歌っているのではありません。また,上なるいと高き所で神をほめたたえるみ使いたちの合唱が聞こえるわけでもありません。しかしわたしたちは,エホバの天の政府の将来の相続者たちの斉唱する「新しい歌」を聞くことができます。(黙示 14:1-4; 20:6; 22:5,新。詩 96:1,10)それは栄光を受けたイエス・キリストを王として載き,西暦1914年以来天で機能を果たしてきた樹立された神の王国にかんする感動的な国歌です。何千人もの人びとは,感銘を与えるその歌を深い認識をいだいて聞いてきました。
2 あなたは感謝して,その「新しい歌」に答え応じてきましたか。あなたは,その民とともにエホバを賛美していますか。また,「王国のこの良いたより」を全地に広く告げ知らせるために神が用いておられる組織と交わってきましたか。(マタイ 24:14,新)もしそうであれば,あなたはエホバの地上の組織をほんとうに正しく認識しておられますか。それを高く評価すべき理由は少なくありません。そのほんの幾つかを簡単に考慮してみましょう。
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