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  • 人間関係において平衡を保つ
    ものみの塔 1969 | 1月15日
    • により多くの時間をささげ得るからといって,自分はすぐれていると,決して考えてはなりません。(ヘブル 13:7,17)使徒ペテロは,神の羊の群れを牧する責任のある古い人々に従うことを,年若い人に勧めたのち,次のように命じたことばに注目してください。「皆たがひに謙遜をまとへ『神は高ぶる者を拒ぎ,へりくだる者にめぐみを与へ給ふ』」。(ペテロ前 5:5)だれひとり例外はありません。先頭に立って事を運ぶ者をも含めて,すべての人が謙遜を身につけるのです。「キリストを畏みて互にしたがへ」と聖書は命じています。―エペソ 5:21。

      25 実際のところ監督は,へりくだった謙遜な態度の手本を示す人であるべきです。これは正しい羊飼いイエス・キリストの行なわれたことです。イエスは,その追随者が愛と謙遜を身につけることの大切さを,手本を示して十分に銘記させました。ですから監督もそうすべきです。監督はかしらではなく,兄弟たちのしもべです。(マタイ 20:25-27)これは監督が心にとめるべき肝要な事柄です。そうです,それはすべてのクリスチャンが十分に学ぶべき事柄です。というのは,お互いの間の関係で平衡を保つには,兄弟たちを愛していなければならず,自分が兄弟たちよりすぐれていると決して考えてはならないからです。―ヨハネ第一 4:21。ピリピ 2:2-4。

      26 クリスチャンの平衡をいま保つべき,どんな真の励みがありますか。

      26 地上に住む人すべてが,こうした気持ちの良い心の態度を持つ時のことを考えてごらんなさい! この地はなんと楽しい住みかになるでしょう! そのとき,すべて人々は,「慈悲の心・仁慈・謙遜・柔和」,なかんずく愛を完全に身につけるのです。(コロサイ 3:12-14)そうです,自分たちの心と思い,魂と力のすべてをこめて,あらゆる人はエホバ神を愛し,兄弟たちに対しては,キリストのような愛を示すでしょう。その時代に生きられるよう,今,平衡を保つのに,これはなんというすばらしい励みでしよう!

  • 神はなぜカナン人の絶滅を命じられたか
    ものみの塔 1969 | 1月15日
    • 神はなぜカナン人の絶滅を命じられたか

      それは何と偉大な解放だったのでしょう! エホバ神は,忠実なアブラハムの子孫であるイスラエル民族を,エジプトの苛酷な奴隷の境遇から解放されました。奇跡的にも紅海の水が分かれ,イスラエル人は乾いた通路を通ってのがれましたが,追跡したエジプト人は,せき止められた水を神がその上にくずれ落とさせたため,滅び去りました。(出エジプト 14:1-31)神はイスラエル人にこう説明されました。「我は汝らの神エホバにしてカナンの地を汝らに与へ かつなんぢらの神とならんとて汝らをエジプトの国より導きいだせし者なり」― レビ 25:38。

      イスラエル民族は,その指揮者ヨシュアに率いられてその地にはいるに及んで,神のご命令にしたがいカナンの諸都市を征服し,徹底的に滅ぼしました。神はこう命じられました。「汝かれらをことごとく滅すべし彼らと何の契約をもなすべからず彼らを憫むべからず」。この命令に従い,「ヨシュアかくこの全地すなはち山地南の地(ネゲブ)平地(シェフェラ)および山腹の地ならびにそのすべての王たちを撃ほろぼして人ひとりをものこさず すべて気息する者はことごとくこれを滅ぼせり イスラエルの神エホバの命じたまひしごとし」としるされています。―申命 7:2。ヨシュア 10:40,(新)。

      しかし,婦女子を含め,抵抗するカナン人をことごとく滅ぼすのは,必要以上に残酷なことではありませんか。神はなぜ,それほど徹底的な絶滅を命じられたのですか。聖書を読んだ人で,この点に疑問をいだいた人は大勢います。そうした人々は,神を非難しないまでも,やはり,カナン人の絶滅を図る命令の目的を十分に理解してはいません。

      その土地が与えられたのはなぜか

      イスラエル民族がカナンの地にはいる直前,モーセは,その地の征服にかんして,なぜエホバが彼らを支持されるかを明らかにし,次のように述べました。

      「イスラエルよ聴け 汝は今日ヨルダンをわたりゆき汝よりも大にして強き国々に入てこれを取らんとす……汝今日知る 汝の神エホバはやきつくす火にましまして汝の前に進みたまふと エホバかならず彼らを滅ぼし彼らを汝らの前に攻伏たまはん エホバの汝に言たまひしごとく汝かれらを逐はらひすみやかに彼らを滅ぼすべし。

      「汝心に言なかれ いはく我のたゞしきがためにエホバ我をこの地に導きいりてこれを獲させたまへりと……この国々の民悪きがゆえに汝の神エホバこれを汝の前より逐はらひたまふなり エホバのかくしたまふはまた汝の先祖アブラハム,イサク,ヤコブに誓たりしことばを行はんとてなり」― 申命 9:1-5。

      したがって,エホバがカナンの地をイスラエル民族に与え,そしてカナンの地の全住民を排除する権限を与えられたことには,二つの根本的な理由がありました。第一に,神は何世紀も前のこと,まさにこの土地をアブラハム,イサク,ヤコブの子孫に与えると約束されました。第二に,カナンの住民は,邪悪をきわめた行為のゆえに,滅びを受けるにふさわしい人々でした。

      族長に対する約束

      アブラムあるいはアブラハムは,エホバに命ぜられるまゝ,荷物をまとめ,一族を連れて故郷を去り,「我が汝に示さんその地に至れ」と言われた地まで旅をしました。聖書にはこうしるされています。「遂にカナンの地に至れり アブラムその地を経過てシケムのところに及びモレのかしのきに至れり その時にカナン人その地に住り こゝにエホバ,アブラムに顕現れて我汝の苗裔にこの地を与へんといひたまへり」― 創世 12:1-7; 13:14-16。

      後日,エホバ神はその地の境界を明確に定め,また契約を結んで,その地をアブラハムのすえ,つまり子孫に譲渡されました。聖書はこう述べています。「この日にエホバ,アブラムと契約をなして言たまひけるは我この地をエジプトの河よりかの大河すなはちユフラテ河までなんぢの子孫に与ふ」。(創世 15:17-21)エホバ神はこの契約をアブラハムのむすこイサク,そしてイサクのむすこヤコブに,繰り返して保証され,その地を彼らの子孫に与えると約束されました。―創世 26:3-6; 28:13-16。

      全能の創造者であられるエホバ神は,地のどの部分であっても,ご自分の意のまゝに,だれにでも与える最高の権利を持っておられます。クリスチャン・ギリシア語聖書に述べられているとおり,神は「一人よりしてもろもろの国人を造りいだし,これを地の全面に住ましめ,時期のかぎりと住居の界とを定め」られました。(使行 17:26)そうです,神は住民のための界つまり境界線を設ける

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