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    ものみの塔 1961 | 6月1日
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      ● なぜ黙示録 7章4-8節の中には,霊的なイスラエルの一部としてエフライムの支族とダンの支族が出ていませんか。―アメリカ合衆国の一読者より

      エホバは,象徴的に完全な二つの数,3と4を掛け合わせた数12をもって,制度の完成を表わし示そうという目的を立てられました。そのことは聖書から明白に分かります。このことは,ヤコブに12人の息子がいたこと,およびイスラエルの12支族があっただけでなく,「小羊の十二使徒たち」が,いたことからも,分かります。―黙示 21:14。

      荒野での旅をし始めたころ,レビの支族は生き残った初子全部と交換されました。彼らは,最初の過越しの夜のときエホバより生命を救われたのでエホバに所属する者たちでした。それで,12の支族をふたたび持つため,ヨセフの支族は二つに分けられました。すなわちヨセフの2人の息子たちであるエフライムとマナセの,2支族に分けられたのです。―民数紀 3:12,13,41; 10:14-18。

      すると,霊的なイスラエルの12支族を表示するとき,12という象徴的な数を示すのに,支族全部の名前を記すことはできないでしょう。最初の12の支族名が黙示録に記されると考えられますが,そうではありません。エフライムとダンの支族は,象徴的な意義をうけるのにふさわしいものではなく,省略されています。なぜですか。

      エフライムはもっとも恵まれた出発をしました。エホバ御自身も「エフライムはわたしの長子」と言われました。(エレミヤ 31:9,新口)エフライムは,ヨセフのふたりの息子の中の弟でしたが,ヤコブの祝福をうけたので長子の権利を相続しました。―創世 48:13-20。

      エフライムの支族は,このように恵まれた出発を持っていたにもかかわらず,ひじょうに悪い記録をつくりました。この支族は,土地の相続について不平を言いました。それはギデオンを「激しく責めた」。それはエフタに敵対しました。そのことについては次のように書かれています。「エフライムの人々は武装し,弓を携えたが,戦いの日に引き返した」。エホバが「ヨセフの天幕をしりぞけ,エフライムの部族を選ばず,ユダの部族を選び,神の愛するシオンの山を選ばれた」のも当然であります。―ヨシュア 17:14,15。シシ 8:1; 12:1-6。詩 78:9,67,68,新口。

      ヤラベアムによって代表されたエフライムは,ダビデの家に対する反逆にも率先指導しました。さらに,それは御国の契約を軽んじて,ユダの国に敵対して戦争をしかけました。また,10支族の国中のなかのいたるところに牛崇拝を始めて,レビの契約を侮べつしました。エフライムについては,さらにこう書かれています,「彼らは神の契約を守らず,そのおきてにしたがって歩むことをこばみ……」。「エフライムよ,あなたは今淫行をなし……」。「エフライムは……かえさない菓子である」。その意味は,エホバ神にささげる献身が熱心に欠けているということです。―列王紀上 12:25-30。歴代志下 13:3-20。詩 78:10。ホセア 5:3; 7:8,新口。

      しかし,エフライムは実際にはその父ヨセフで代表されています。なぜなら,ヨセフの他の息子マナセは,別箇に述べられているからです。

      ダンの支族も悪名を残しました。死の床についたヤコブがこの支族に述べた祝福の言葉からも,この支族が悪い行いをするということが,暗示されました,「ダンは道のかたわらのへび,道のほとりのまむし。馬のかかとをかんで乗る者をうしろに落すであろう」。―創世 49:17,新口。

      特にダン人に関する古代の歴史的な事件は彼らが偶像崇拝に陥ったことを告げているのにも注意に値します。彼らが偶像崇拝を最初にした者のようです。それで,ヨナタンのタルグムの中で「ダン」という言葉は偶像崇拝を示す言葉です。ヤラベアムが牛崇拝を始めたとき,彼はダン人の首都,ダンの町に偶像の牛を設置して,そこで偶像崇拝を始めました。「かのサマリヤの罪を指て誓ひダンよ汝の神は活くと言……る者どもは必ず仆れんまたおくることあらじ」(シシ 18:1-31。アモス 8:14)黙示録 7章6節の中でダンの地位はマナセによって取られました。

      前述のことから判断するとき,エフライムとダンの名前が霊的イスラエルの12支族の中に出ていない理由を容易に知ることができます。

      ● アモス書 9章13節の「耕す者は刈者に相継ぎ」という表現にはどういう意味がありますか。―英領ホンジュラスの一読者より

      アモス書 9章13節にはこう書かれています,「ヱホバ言ふみよ日いたらんとすその時には耕す者は刈者に相継ぎぶだうを践む者はたねまく者に相継がんまた山々には酒滴り岡はみなとけて流れん」。古代のイスラェルは元来農業国でした。耕す者が刈る者に相つぐというのは,収穫が非常に豊かなので,種まき時までに全部を刈り入れることができなかったことを示しているようです。同じく,ぶどうのみのりが豊かならば,ぶどうをふむことと,種をまくことがかちあったでしょう。

      この預言は,エホバの霊的パラダイスの中にいる働き人にあてはまります。エホバの証者の新世社会はその霊的パラダイスの中にいます。この預言は,レビ記 26章5節のモーセの律法に述べられている預言的約束に一致している今日のエホバの証者が楽しんでいる大いなる栄えを前もって示しています。

  • すべての正義愛好者を御招待
    ものみの塔 1961 | 6月1日
    • すべての正義愛好者を御招待

      今年の夏には,全世界にわたり,多くの国々で,エホバの証者の「一致した崇拝者の地域大会」が開かれます。この世界的な一連の大会の一つが,日本の大阪で開催されることになっているのは喜ばしいことです。1961年9月6日から10日までの5日間です。場所は大阪市北区中之島1丁目3の中央公会堂です。神と義を愛する人はみな5日間ずっと出席されることをおすすめ致します。

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