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使徒の活動 注釈 18章新世界訳聖書 (スタディー版)
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上っていって: ギリシャ語本文には,エルサレムとはっきり書かれていないが,パウロはその町に向かっていたと思われる。エルサレムは海抜約750メートルで,聖書には,崇拝者が「エルサレムに上る」という表現が多い。ギリシャ語動詞アナバイノー(「上る」)は,エルサレムが目的地としてはっきり述べられている場合に何度も使われている。(マタ 20:17。マル 10:32。ルカ 18:31; 19:28。ヨハ 2:13; 5:1; 11:55。使徒 11:2; 21:12; 24:11; 25:1,9。ガラ 2:1)さらに,この節の「アンティオキアに行った」という部分で「下る」という意味の動詞(カタバイノー)が使われていて,この動詞はエルサレムから離れていくことを指して使われることがある。(マル 3:22。ルカ 10:30,31。使徒 24:1,22)
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