王国奉仕の最良の年を経験したシリア
● 昨奉仕年度中はずっと迫害や困難が続いたにもかかわらず,シリアのエホバの証人はエホバへの奉仕の最良の年を過ごしました。この報告を書いている今もなお,11名の証人が2か月間起訴されることもなく留置されたままになっています。そのうちのいく人かは大きな家族をかかえていますが,一家のかしらが拘留されているあいだ,それらの家族は生活をささえる道を断たれたまま放置されているのです。しかしエホバはご自分に仕える義人を見捨てられないので,すえが『糧をこひあるく』ことはありません。それら留守家族は仲間のクリスチャン兄弟たちの世話を受けています。しかも,獄中で兄弟たちは王国の良いたよりを広めています。
― エホバの証人の1971年度年鑑より